神崎先生こんばんは。
32歳彼女いない歴年齢のメール受講生です。
お忙しい中恐れ入りますが、私の悩みを聞いて頂きたく、メールしました。
神崎先生の講座を参考にして、ペアーズで二人の女性と会うことができました。二人とも笑わせることができたので、今まで彼女もいない自分にとってはかなりの進歩だと思います。
この勢いのまま、別の二人の女性ともアポを取ったのですが、急に会うのが面倒になり、結局二件ともキャンセルしてしまいました。それ以来、何の活動もしなくなりました。何かイヤな思いをしたわけではないのに、なぜ急にこんなにやる気がなくなってしまったのか、自分でも不思議でした。
そんな時、神崎先生の講座で、目標設定の方法を間違えている。記事を読んで納得しました。私は自分で勝手に遠すぎる目標を見て、勝手に絶望していました。
これから何度も繰り返し会っていじりあえる関係を作っても必ずホテルに行ける訳ではないんだよな。と考えると、嫌になって休日はゲームしたりネットでエロ動画を見たりして、ダラダラして過ごすようになってしまいました。
私はただ甘い考えなだけでしょうか?
自分でやる気を出そうにも、今一行動する気力が沸いてきません。このまましばらく休んだほうがいいのか、それとも無理にでも行動したほうがいいのでしょうか?
長文で申し訳ありませんでした。自分でもどうしたらいいのかわからずメールさせていただきました。失礼いたします。
〇〇さん、こんばんは。
ご連絡ありがとうございます。
ご返信遅くなりまして申し訳ありません。
神崎先生の講座を参考にして、ペアーズで二人の女性と会うことができました。二人とも笑わせることができたので、今まで彼女もいない自分にとってはかなりの進歩だと思います。
とのことですが、すばらしいじゃないですか。
Pairsをやってもアポが取れない人がたくさんいる中、すでに二人と会っているのはすばらしい成果だと思います。さらに、二人とも笑わせることができたのは、自信を持ってください。
この勢いのまま、別の二人の女性ともアポを取ったのですが、急に会うのが面倒になり、結局二件ともキャンセルしてしまいました。それ以来、何の活動もしなくなりました。何かイヤな思いをしたわけではないのに、なぜ急にこんなにやる気がなくなってしまったのか、自分でも不思議でした。
とのことですが、急に会うのが面倒になった理由はおそらく、
「ホメオスタシス(=現状を維持しようとする働き)」
という人間の本能によるものです。
ご存知のように、人間は基本的に変化を嫌います。
安定を好み、昨日と同じ生活を繰り返そうとします。
そのため、
「短期間で何人もの女性とデートを繰り返す」
という現実に、体が無意識で拒否反応を示したのだと思います。変化を嫌う人間の本能が、〇〇さんを現状へ大きく揺り戻そうとした結果、
急に会うのが面倒になり、結局二件ともキャンセルしてしまいました。
という結果につながったのだと思います。
何かイヤな思いをしたわけではないのに、なぜ急にこんなにやる気がなくなってしまったのか、自分でも不思議でした。
とおっしゃるように、アポをキャンセルした理由が自分自身でも分からないのは、キャンセルの原因が「意識」ではなく「潜在意識」だからではないでしょうか?
私は自分で勝手に遠すぎる目標を見て、勝手に絶望していました。
とのことですが、そうですね。
遠い目標ばかり見ると、やる気を失います。
ナンパ師がセッ◯スを目標に声かけしていたら、一瞬でやる気を失います。
「声をかける」
「女の子を笑わせる」
という目先の目標にフォーカスするからこそ、やる気がそがれるのを防ぐことができます。
Pairsの例で言うなら、
「アポを取る」
「女の子を笑わせる」
という目先の目標にフォーカスするからこそ、やる気がそがれるのを防ぐことができます。
これから何度も繰り返し会っていじりあえる関係を作っても必ずホテルに行ける訳ではないんだよな。と考えると、嫌になって休日はゲームしたりネットでエロ動画を見たりして、ダラダラして過ごすようになってしまいました。
これも、
「ホメオスタシス(=現状を維持しようとする働き)」
によるものではないでしょうか?
「変わりたい」
「今までの自分から脱したい」
という〇〇さんの「本心」と、
「変わりたくない」
「今までの自分を維持したい」
という〇〇さんの「潜在意識」が戦っているように感じます。
私はただ甘い考えなだけでしょうか?
とのことですが、私は「考えが甘い」とは全く思いません。
- 今までの常識を捨てて見た目を改善したこと
- Pairsに登録してみたこと
- Parisのプロフィール写真をきちんと撮影したこと
- Parisのプロフィール分をきちんと作成したこと
- Pairsでマッチングできたこと
- Pairsで二人もアポが取れたこと
- アポで女性を笑わせることができたこと
という今までの足跡は、〇〇さんが勇気を出して、一歩一歩行動してきた成果ではないでしょうか?
自分でやる気を出そうにも、今一行動する気力が沸いてきません。このまましばらく休んだほうがいいのか、それとも無理にでも行動したほうがいいのでしょうか?
とのことですが、全く行動する気力が沸かないのであれば、しばらく活動をお休みするのもアリだと思います。
ただ、私には、
「活動をしばらくお休みしたい」
というのは〇〇さんの本心ではないように思います。
「変わりたい」
「今までの自分から脱したい」
というのが、〇〇さんの本心だと思います。
なので、
「〇〇さんにとって効果的だと思われる、やる気の出し方」
をお伝えします。
これから何度も繰り返し会っていじりあえる関係を作っても必ずホテルに行ける訳ではないんだよな。
という文面から察するに、〇〇さんは現在、外的なインセンティブ(=セッ◯ス)を行動の動機にしていますよね?
ダニエル・ピンクの「やる気に関する驚きの科学」というTEDがあるのですが、彼はその中で、
「クリエイティブな作業において、外的なインセンティブは逆にパフォーマンスを下げる」
「クリエイティブな作業において、パフォーマンスを上げるのは、『内的な動機』」
と言っています。
外的なインセンティブとは、
- 報酬
- 給料
- セッ◯ス
などですね。
内的な動機とは、
- 重要だからやる
- 好きだからやる
- 面白いからやる
- 何か重要なことの一部を担っているからやる
などです。
何が言いたいかというと、
「『セッ◯ス』や『彼女』という外的なインセンティブを動機にして無理やり行動するのではなく、『女の子を笑わせたい』『女の子を楽しませたい』という内的な動機で行動するのはどうでしょうか?」
という提案です。
〇〇さんが先日Pairsでアポを取った二人の女性を笑わせたとき、
- 自分も楽しくなるような気持ちにならなかったですか?
- 心があたたかくなるような気持ちにならなかったですか?
- 自分のトークで笑ってくれることに、嬉しくならなかったですか?
おそらくなったと思います。
(なっていなかったら、ごめんなさい)
そういう、
「女の子を笑わせたい」
「女の子を楽しませたい」
という気持ちにフォーカスすれば、自然とやる気は出てくるのではないかと思います。
私の話で申し訳ありませんが、実は私は「セッ◯スが好き」というよりも、
「自分自身の力で、美女を笑わせることが好き」
なのです。
だから、私は個人的にキャバクラが好きではありません。
なぜなら、
「キャバ嬢に気を遣って笑ってもらっても、ちっとも嬉しくないから」
です。
「食わず嫌いはいけない」
と思い、何度か一人で大金使ってみたことがありましたが、全く楽しくありませんでした。
・・・すみません、話がそれました。
「モチベーションについてのご相談」をまとめますと、
- 活動休止を気にされていますが、それはただ「ホメオスタシスによって現状維持へ揺り戻されているだけ」ではないですか?
- やる気を出すためには、外的な動機(=セッ◯ス)ではなく、内的な動機(=女の子を笑わせたい)に変えてみてはどうですか?
ということです。
以上、よろしくお願いいたします。
神崎