まだエッチもしてないのに「彼女」にフラれて泣いているあなたへ。

・・・分かるよ。あなたの悲しみは、私には痛すぎるほど分かる。

あなたが「彼女の体目当てじゃなかったこと」も分かってる。あなたが「本当に彼女を愛していたこと」も分かってる。

そういうのを、全部ひっくるめて、あなたに今言いたいことは、「あなたをフったその女より100倍イイ女を彼女にして見返してやれ」ってことです。

私にも、エッチもしてないのに彼女にフラれた経験があります。私の誕生日に「来年も一緒にいようね♡」という手紙をもらった2週間後にフラれました。「本当に大好きな彼女」でした。

「結婚したらどんな生活になるんだろうな…?」
「子どもが生まれたら、どんな名前にしようかな…?」

とか、アホみたいな妄想してたのを昨日のことのように鮮明に覚えています。(当時、めっちゃピュアボーイだった)

しかし「あなたは結婚する相手じゃない…」と言われてフラれました。(巣鴨の「六義園」でフラれたので「六義園事変」と呼んでいる。)

帰りの山手線では、思わず涙がポロポロとこぼれてきました。必死に止めようとしても、涙が止まらないんです。周りの乗客はドン引きしてました。

一週間ぐらい、ずっと泣いていました。女々しさの極みをいっておりました。泣きすぎて「脱水症状になるんじゃないか?」というレベルで泣いていました。苦笑

後からわかったことですが、彼女は他の男とは普通にセッ○スしていたそうです。私を「結婚する相手じゃない」とフっておきながら、本当は「他の男と付き合っていただけ」なのです。

要は、私は次の彼氏ができるまでのキープだったのです。正直フラれた当初は、彼女をめちゃくちゃ恨みました。

「何でおれはセックスできずに、他の男はセックスできるんだよ…」
「ヤってもないのに、フリやがって…」
「おれはこんなに愛しているのに…」
「何で、俺が…」

と○してやりたいほど、恨みました。そして、こう思ったんです。

「絶対あのクソ女より100倍かわいい女を彼女にしてやる」
「あの女に『もう一度付き合って』と懇願されるほど、モテる男になってやる」

という気持ちになったんです。

そんな元カノに対する恨みと執念をきっかけにして、私はストリートナンパの道に飛び込みました。しかし、威勢良く飛び込んだストリートナンパでは辛いことばっかりでした。

  • いざ街に出てみても、女性に無視されるのが怖くて声がかけられない…
  • 声をかけられずに、ただ街を2-3時間歩いているだけ…
  • 道行く人からは冷たい目でジロジロ見られる…

「勇気を出して女性に声をかけて、無視されて、遠くの方で通行人に指を差されて笑われるシーン」を想像してみてください。

「俺と付き合ってくれる女性なんていないんじゃないのか?」
「俺はやっぱり一生、非モテの人生なんじゃないか?」

という気持ちになりました。本当に、この世で一番の孤独を味わいました。

「俺はひとりぼっちなんだ…」
「俺の味方をしてくれる人なんて一人もいないんだ…」

という気持ちになりました。女性に声をかけられずに一人で街をさまよっていたときは、この曲がいつも、「孤独で死にそうな私」を勇気づけてくれました。

My shadows the only one that walks beside me

My shallow hearts the only thing that’s beating

Sometimes I wish someone out there will find me

Till then I walk alone

道連れは 俺の影だけ

鼓動をきざむのは 俺の弱った心だけ

時には 誰かが見つけてくれないのかと 思うこともあるけど

でも その日が来るまで 俺は一人で歩く

― Green Day  “Boulevard Of Broken Dreams”

ええ、お察しの通り、私は厨二病です。正直、恨みと執念のパワーだけでここまできました。「元カノにフラれた恨み」がすべてのきっかけでした。

・・・あれから、何年の時が経ったのでしょうか。
・・・あれから、何人の女性を抱いたのでしょうか。

山手線でポロポロと涙をこぼしていた私は、もういません。彼女が大好きで仕方がなかったピュアな私は、もういません。そして、あのときの私ではありえないほどの美人を今、彼女にしています。

誤解しないで 恨んでなんかない

そのおかげ 私 今があるの

―Acid Black Cherry「黒猫 〜Adult Black Cat〜」

今では、私をフって他の男とヤっていた元カノには感謝しています。「元カノを恨む気持ち」はまったくありません。

「あのとき、私をフってくれてありがとう。おかげで最高の彼女を手に入れられたわ。」という気持ちでいっぱいです。まちがいなく元カノにフラれたおかげで、今の私があります。

今あなたが感じている、悲しみ・悔しさはカンタンには消えないと思います。一生消えないかもしれません。

あなたは今、悲しみ・悔しさで打ちひしがれていると思いますが、「あなたの人生」は続きます。あなたの目の前には今、二つの人生が広がっています。

  1. 悲しみ・悔しさをひきずったまま、妥協した女性と付き合う人生
  2. 悲しみ・悔しさ」をバネにして自分と戦い、「マジで最高の女だ!」という女性と付き合う人生

 

・・・あなたは「どちらの人生」を選択しますか?