「Pairsでランチデートにこぎつけたは良いけど、会話が広がらない…」
「一つひとつの話題が全然盛り上がらない…」
となってしまうのは、
「女の子の内面に光を照らしていないから」
です。
例えば、Pairsのランチデートで、女の子が、
「この前〜〜っていうお客さんがいて、めちゃくちゃムカついた!」
という話をしてきたとしましょう。
突然ですが、ここで神崎おじさんからクイズです。
あなたは女の子に、
「この前〜〜っていうお客さんがいて、めちゃくちゃムカついた!」
と言われたら、何と返しますか?
はい。
ダメな例から挙げていきますね。
「うわぁそれはムカつくね!俺も前さ…」
「そういうお客さんって多いの?」
「ああ、それはムカつくね〜」
これらはすべてダメな例です。
理由は以下の通りです。
「うわぁそれはムカつくね!俺も前さ…」→すぐに自分話に切り替えてしまうオナニー会話パターン
「そういうお客さんって多いの?」→ただ事実を聞いているだけの職務質問パターン
「ああ、それはムカつくね〜」→安易な感性の一致を狙った赤べこちゃんパターン
正解は、
「よく耐えたね。笑 すごいわ。笑」
「大丈夫?無意識で舌打ち出なかった?笑」
です。
ダメな例と正解例では、ある1つの決定的に違うポイントがあるのですが、何か分かりますか?
・・・・・。
正解は、
「ベクトルが女の子の内面に向いているかどうか」
です。
「うわぁそれはムカつくね!俺も前さ…」
「そういうお客さんって多いの?」
「ああ、それはムカつくね〜」
の例を見てください。
これらの返しはすべて、女の子の内面に光を照らしていません。
「うわぁそれはムカつくね!俺も前さ…」→ベクトルが自分に向いている。
「そういうお客さんって多いの?」→ベクトルが出来事そのものに向いている。
「ああ、それはムカつくね〜」→一見、ベクトルが女の子に向いているように見えるが、「共感して好かれよう」という下心が透けて見える。そして、女の子はそれを見抜く。
一方、
「よく耐えたね。笑 すごいわ。笑」
「大丈夫?無意識で舌打ち出なかった?笑」
の例を見てください。
「よく耐えたね。笑 すごいわ。笑」→ベクトルが「嫌な客に耐えたときの女の子の感情」に向いている
「大丈夫?無意識で舌打ち出なかった?笑」→ベクトルが「嫌な客に耐えたときの女の子の感情」に向いている
・・・・分かりますか?
ほとんどの男の会話は、「ベクトルが女の子に向いていない」のです。だから、話題が盛り上がらないし、話題が広がっていかないのです。
こういう返しの差で、その後の会話の盛り上がりは間違いなく、変わってきます。ダメな例で返した場合、女の子はどういう反応をするかというと、
「うわぁそれはムカつくね!俺も前さ…」
→「ああ、それはむかつくね〜笑」
「そういうお客さんって多いの?」
→「多いかな〜!」
「ああ、それはムカつくね〜」
→「そう〜最悪だった〜」
みたいな感じで反応するでしょう。そして、大して盛り上がりません。当然です。会話のベクトルが自分に向いていないのですから。サバサバしたスト高であれば、露骨につまらなさそうな対応をするかもしれませんね。
一方、
「よく耐えたね。笑 すごいわ。笑」
「大丈夫?無意識で舌打ち出なかった?笑」
という返しは、間違いなくその後の会話が盛り上がります。
「よく耐えたね。笑 すごいわ。笑」
→「そうでしょ!!本当に誰かに褒めてほしいわ笑」
「大丈夫?無意識で舌打ち出なかった?笑」
→「そう!!舌打ち出そうになったww」「さすがにそこまでではなかった。笑」
という、かなり感情レベルの高い返しが返ってくるはずです。間違いないです。
女の子にとって一番楽しい会話は、
「自分の感情を上手にイジってくれる会話」
です。
(ちなみに、ここで言う「イジる」っていうのは、アホ恋愛◯学生の考える「ディスる」とは根本的に異なります。相手の感情に「光を照らす」に近いです。)
「自分の感情を上手にイジってくれる会話」が有効なのは、年齢関係ありません。年上女性、タメ、年下女性、関係なく効果はばつぐんです。
相手が年上なら、
「よく耐えましたね。笑 すごいですね。笑」
「大丈夫ですか?無意識で舌打ち出ませんでした?笑」
と、敬語調に変えれば良いだけです。年上だろうが、年下だろうが、基本的な口説き方は変わらないですからね。
さて、このように、
「話題が広がらない…」
と悩んでいるメンズは、女の子の会話に対して、
「うわぁそれはムカつくね!俺も前さ…」
「そういうお客さんって多いの?」
「ああ、それはムカつくね〜」
という返しをしてしまっているからです。
「よく耐えたね。笑 すごいわ。笑」
「大丈夫?無意識で舌打ち出なかった?笑」
という返しをすれば、自然と話題は広がっていきます。
ポイントとなるのは、
「女の子の内面に光を照らしているかどうか」
です。
会話のベクトルを相手の内面に向ければ、イヤでも話題は広がっていきます。イヤでも会話は盛り上がっていきます。