なぜロンブー淳がモテるのか、あなたは分かりますか?
結論から言うと、ロンブー淳がモテる理由は、
- 中性的な見た目と洗練された髪型
- イジり合える関係を作る力
- 狙ったギャップ生成
の3つです。
「なぜモテるか謎な男性芸能人」の4位に入っているぐらいなので、ほとんどの男には、ロンブー淳がなぜモテるのかが分からないのですね。
1位・・・川谷絵音(ゲスの極み乙女。)(25.8%)
2位・・・六角精児(13.6%)
3位・・・木村祐一(11.4%)
4位・・・田村淳(ロンドンブーツ1号2号)(8.2%)
同率5位・・・陣内智則(7.6%)
同率5位・・・片岡愛之助(7.6%)
同率7位・・・斎藤司(トレンディエンジェル)(6.0%)
同率7位・・・星野源(6.0%)
9位・・・手越祐也(NEWS、テゴマス)(5.8%)
10位・・・斎藤工(4.2%)『4位田村淳!「なぜモテるか謎な男性芸能人」1位の脅威のモテテクとは』
川谷絵音とか、田村淳とか、陣内智則とか、星野源とかがモテる理由が分からない人は本当に分からないだろうね。(私は彼らがモテる理由が手に取るように分かるけど)
何も分かっていないメンズモンズ君は、ロンブー淳が女性に好かれる理由を、
- マメだから
- サプライズ好きだから
と答えるわけですが、彼のすごさはそこではないですね。
目次
1.中性的な見た目と洗練された髪型
ロンブー淳がモテる理由の1つ目は、
「女性に刺さる見た目を完璧に作っているところ」
です。
- ヒゲが全くない
- ホワイトニングによる白い歯
- 前髪を長めに残した中性的な髪型
- 洗練された髪型
- 髪型のスタイリングの上手さ(スタイリストがやってるから当たり前だけど)
というように、
「中性的な見た目と洗練された髪型で、雰囲気イケメンを作っている」
のです。まずここがとても非常に凄まじく重要なポインツ。
この話をぶっ飛ばして、
- マメだから
- サプライズ好きだから
というのは、筋違いですね。
淳がモテる理由として、まず考えるべきは「女性に刺さる見た目を作っている点」です。
「芸能人なんだから、当たり前だろ」
と思うかもしれませんが、芸人だって全員モテているわけではありません。
モテ芸人と言われている人でさえ、ほとんどは
- ファンと付き合って結婚したり
- 一般女性と遊んでいたり
自分よりも格下の女性を落としているに過ぎません。自分よりブランド価値が高い女性を落としている人はほとんどいないわけです。
しかし、淳は、
- 米倉涼子
- 中越典子
- 安室奈美恵
- 小泉今日子
といった「自分よりも格上の美女」を落としているのです。
たくさんいるモテ芸人の中でも、淳は「別格」なのです。
- 大学教授がゼミの教え子を口説いたり
- 会社の部長が新人の女の子と不倫したり
と、自分のブランディングで口説くことなんて、どんなバカでもできますが、淳は違うのです。自分のブランディングで口説いているわけではなく、シンプルに人間的魅力で口説いているのです。
2.イジり合える関係を作る力
ロンブー淳がモテる理由の2つ目は、
「イジり合える関係を作る力が神がかっているから」
です。要は、相手を立てて笑いを取れるのです。
有吉と熊田曜子がギャーギャー言い合って、淳が有吉に
淳「曜子ちゃん、曜子ちゃん、ちょっと黙ってもらえる?あの、、別の子に変えますか?」
有吉「いや、この子でいい。」
というくだりがありますが、これは淳が有吉を立てて笑いを取っていますよね。これは他の芸人はできない技です。
また以前、淳がダウンタウンの浜ちゃんに対して、
「そんなことよりも、何かあったんですか?痩せていらっしゃるんで。笑」
「大丈夫なんですか?ゲッソリされてるんで。笑」
「食ったほうが良いですよ。メシを。笑」
「メシ食べれば、元気出ますから。笑」
とイジって笑いを取っていましたが、本当にうまいなと思いますね。
相手を楽しませるために、相手を怒らせないギリギリのラインでイジる技術は神がかっていますね。
恋愛●学に毒された可哀想なメンズモンズたちは、
「イジる=相手より立場を上に見せる」
と勘違いしているわけですが、本来、
「イジる=相手を立てて笑わせる」
という意味です。
こんなの、ある程度結果が出てるスト師なら、みんな当たり前のようにわかっていることです。
淳の笑いって「双方向性」なんですよね。淳は基本的に自分からベラベラ喋って笑いを取るタイプではありません。相手をイジって、相手を立てて、笑いを取るスタイルです。
この辺が、すべらない話芸人と決定的に違う点です。いうまでもないですが、女にウケるのは淳です。
簡単に言うと、こうです。
すべらない話芸人:一方的な「俺、おもろいやろ?ドヤ?」→男にはウケるが女にはウケない
ロンブー淳:相手をイジって自分をイジらせて、笑いを取る→男にはウケないが女にはウケる
すべらない話芸人を目指しちゃダメですよ。われわれが目指すのは淳ですよ。
すべらない話芸人と、ロンブー淳がいた場合、女の子が一緒にいて面白いのは、圧倒的に淳です。
なぜなら、
「自分の話で盛り上げてくれるから」
「自分を立てて、楽しませてくれるから」
です。
ロンハーでも何でもいいですが、彼のトークをよく観察してみてください。彼が一方的に喋るフリートークはほとんどないはずです。
素人、芸人問わず、誰かとコミュニケーションを取って笑いを取っているはずです。女からしたら「自分を立てて笑わせてくれる淳みたいな男」はとても魅力的なのです。
以前、
他人のことはイジるのに他人にイジらせない人は苦手です…だから…僕の事は遠慮なくイジり倒して下さいw
とTweetしていたので、狙ってやっているのでしょうね。
ロンブー淳は、
「人は自分にしか興味がない」
という大原則を誰よりもわかっているのです。だから、自分話ではなくゲスト自身の話題をトークテーマの中心に持ってきているのです。
「人は自分にしか興味がない」
という当たり前の大原則を分かっていれば、
「俺は面白い話ができない…」
「俺はトーク力がないから…」
なんていう悩みは出てこないはずです。
ナンパ師と一般人では、考え方が全然違うんですよね。ナンパ師からすると、女の子が喋ったセリフは一種のネタフリで、
「そのフリに対して、どのようなコメントで笑いを取るか?」
というのが重要なのです。
「自分にトーク力があるかどうか」
「面白い話を持っているか」
とかはどうでも良いのです。われわれがフォーカスすべきは
「女の子が喋ったネタ、トークテーマ、話題」
です。人が興味を持っているのは自分自身のみです。
「人は自分にしか興味がない」
というのはもう脳髄に刻み込みましょう。特に美女はそれが顕著です。
島田紳助が『紳竜の研究』で、
テレビの世界というのは「最大30秒」や。
30秒超えたら人の話は聞けへんねん。
どんなおもろい話でも30秒超えたらすべってんねやからな?
人は30秒以上集中できへんねん。
と言っていましたが、
「女の子とのデートでも全く同じ」
です。
私は、デートにおいて、
「自分の話が30秒を超えた瞬間、すべっている」
と思っています。特に美女に関しては、興味のない男の話など30秒も持ちません。
「自分話をしたら、すぐにボールを向こうに返す」
「自虐ネタを言ったら、すぐに相手の話題に切り替える」
というのが、鉄則です。
もちろんデート序盤で、アイスブレイクのために自虐ネタや情けない話などの自分話をする必要はありますが、女の子のトークにエンジンがかかってきたら、自分話はNGです。
- 相手のネタ
- 相手のキャラ
- 相手の好み
- 相手の趣味
をベースにした会話で進めていかないと、女の子は、
「つまんな」
と感じています。
たとえ、表面上では
「え〜!すごい!」
「あはは笑 面白いですね笑」
と取り繕っていても、心では、
「話長すぎ」
と思っています。
3.狙ったギャップ生成
ロンブー淳がモテる理由の3つ目は、
「自分を魅力的に見せるために、わざとギャップを作り出しているから」
です。
魅力の源泉は「ギャップ」です。
『学校へ行こう!』『内村プロデュース』でおなじみのプロデューサーのおちまさとは、
魅力的な企画には、真面目と狂気が共存している
と言っていますが、
真面目なだけでは見向きもされないし、狂気だけでは顔をそむけられてしまいます。その両方が「どっちつかず」にならず、いい具合に現出すると、人は「なんだこりゃ?」と目をとめてくれるのです。
Mr.Childrenの桜井氏の魅力も、真面目と狂気、ではないでしょうか。表情のすべてが綻んだような笑顔と、狂気に満ちた歌い方は、目が離せなくなります。
おちまさと(2003)『企画の教科書』NHK出版p.86
ロンブーの淳も、真面目とチャラさ(狂気)が共存しているから、格上の美女を落とせるわけです。このギャップをマッチポンプ的に作り出しているから、彼はすごいのです。
「この人は口説いてくる!」
という警戒が相手にあればあるほど、戦いやすいわけです。必殺技を警戒していればいるほど、ジャブが効いてくるわけです。
ロンブー淳は、自分が
「チャラい」
「軽い」
と思われていることを知っているので、
「あえてメールで絵文字を使わない」
みたいなことを、以前言っていました。
淳は全部分かってやっているのです。相手が自分に対してどんなイメージを持っているかを計算して、手を打っているのです。
巷のメンズモンズ君は、この
「あえてメールで絵文字を使わない」
というところだけを拡大解釈して、
「そうか!メールは絵文字を使っちゃダメなのか!」
と考えるのですが、大事なのはそこではありません。
「絵文字を使わないことで、ギャップをわざと作ろうとしている」
という点です。
彼が絵文字を使わないのは、
「相手が自分に持っている“チャラい・軽い”というイメージに対して、反対の行動をとって、意図的にギャップを生成するため」
です。絵文字を使わないことが重要なのでなく、
「意図的にギャップを作っていること」
が重要なのです。
私ももちろんギャップは意図的に作っています。私の基本的な戦略は、
「髪型もファッションも洗練されている雰囲気イケメンなのに、腰が低くて、私を笑わせてくれる、私を楽しませてくれる」
という戦略です。
ジャニーズ、福山雅治、星野源、ゴールデンボンバーと同じ戦い方です。元がイケメンかどうかは関係なくて、
「女性に刺さる見た目なのに、カッコつけずに笑わせてくれる」
というのが大事なわけです。
自分のスト値を限界まで高めるのと並行して、相手の女の子を楽しませることに集中しているから、私はガチイケメンに勝てるのです。私は金持ちおじさんに勝てるのです。
他にも、
- 見た目がダサい男が多いのに、見た目に命をかける
- デートを長引かせる男が多いのに、デートは盛り上がったところでスパッと帰る
- 飲ませてくる男が多いのに、一切酒を勧めない
- 自虐ネタを言わない男が多いのに、平気で自虐ネタをさらしまくる
と、狙ったギャップ生成はもはや無意識レベルでやっています。
ギャップはわざと作るものですよ。