童貞よ。デートで「かわいいね」は死んでも言うな。

目次

1.美人のルックスは、絶対にほめてはいけない。

デートで美人に「かわいいね!」は死んでも言ってはいけません。絶対にやってはいけません。

どれぐらいやってはいけないかというと、スタバでタバコをプカーぐらい、やってはいけません。

(はい、スベった。)

あなたがデートで

「かわいいね~!」

と女性に言った瞬間、セックスできる確率は、ゼロになります。これはガチです。お母さんに誓います。

「あっ、おれ言ってたわ…」

と思ったあなたは、今すぐ反省してください。

1-1.耳にタコができるほど、聞いている。

あなたは「美人の人生」を想像したことがありますか?

美人というのはこの世に生を受けてからというものの、

「美人だね~!」

「モテるでしょ~!?」

「お人形さんみたいだね~!」

と毎日のように言われてきているのです。

もはや「かわいいね」と言われた時のテンプレートを用意しています。美人にとって「かわいいね」は

「こんにちは」

ぐらいにしか聞こえません。

「そんなこと言っても、ちょっとは喜ぶでしょ~」

と思っているあなたに一つ例えを出しましょう。たとえば、あなたが東大卒だったとします。

すると、自己紹介で東大の話をするたびに、

「頭良いんだね!」

「すっごい勉強したんだね!」

と、言われるのです。新しく人と会うたびに言われるのです。こんな状態で、はたしてあなたは

「頭良いね!」

という言葉に価値を感じますか?

「自分のことを分かってくれて嬉しいな…。」

と心のなかで思いますか?思いませんね。

はっきりいって、何も感じないはずです。むしろ、

「またか…。」

と思うはずです。美人に向かって「かわいいね」と言うのは、これと全く同じことをしているのです。

 

※分かりやすいので「かわいいね」でまとめていますが、

「モテるでしょ~?」

「ホント、美人だね!」

など外見をほめるのは全て同じ意味です。

 

1-2.あなたがどんなに魅力があっても、一気に価値が暴落する。

 

美人に「かわいいね」と言うことは、意味がないだけではありません。あなたの価値が一瞬で暴落します。あなたにどんなに魅力があっても、一気に価値を失います。

なぜなら、「かわいいね」と言われた瞬間に、美人はあなたを心の中で見下すからです。

「あっ…この男も私の外見に惚れてるのね…。」

と思うのです。

美人は自分が美しいことぐらい、よく分かっています。当たり前です。バカではないのですから。そんな美人に向かって、わざわざ「かわいいね」と言うことは、

「ボクチンはあなたの外見が超タイプで、セックスしたいです!」

「ですから、言うことは何でも聞きます!」

と言っているようなものです。

1-3.恋愛は「競争」ということを忘れるな。

恋愛は「競争」です。弱肉強食のスーパー残酷な競争です。

あなたが今デートしている美人は、あなただけで判断しているのではありません。今までデートしてきた99人の男と比べて判断しているのです。

そして、今までデートしてきた99人の男は間違いなく

「かわいいね~!」

「モテるでしょ~?」

と言って接しています。それだけ言われているにも関わらず、あなたがデートで「かわいいね~!」と言ったとしましょう。

美人はどう感じると思いますか?

「あっ…この男も、今までの99人の男と一緒だ…」

と感じると思いませんか?他の男と同じだと思われて、あなたのことを好きになるでしょうか。なりませんよね。

私たちが女性を落とすときはいつも、

「今までデートしてきた99人の男と比べられている」

という意識を持った方がいいです。価値ある男にならなければ、あなたは選ばれることはないのです。

そして、価値とは常に少ないものにつきます。たくさんあったら、価値はありません。「かわいいね」と言う男が多い以上、絶対に言ってはいけないのです。

GACKTがラジオで「モテるための本質」を

稀有な存在になれ。少ない側の人間になれ。

と語っています。

「まぁ、それは当たり前だろ」

と思うかもしれませんが、実践できている男は少ないのです。私たちは少ない側の男にならなきゃいけません。

多くの男が美人のルックスをほめているということは、私たちは絶対に美人のルックスをほめてはいけないのです。

2.では、モテる男は美人の「どこ」をほめるのか?

「じゃあ、美人はほめずにイジればいいのか?」

というわけではありません。

D.カーネギーは『人を動かす』(創元社)の中で「人に好かれる六原則」として

1.誠実な関心を寄せる
2.笑顔を忘れない
3.名前を覚える
4.聞き手にまわる
5.関心のありかを見抜く
6.心からほめる

をあげています。

(元ナンパ師の私からすると、この六原則はマジでヤバいです。この六原則は女にモテる極意と言ってもいいでしょう。)

ほめること自体は、自分に惚れさせることに対して有効なのです。

2-1.モテる男は美人の「賢さ」をほめる。

では、どうすればよいのかというと、モテる男は美人の賢さをほめます。その女性の、人としての賢さです。

元『女性自身』の編集長である櫻井秀勲氏は著書『たった3秒で女性を口説く技術』の中で

『もしかしてあなたは知らないかもしれませんが、女性は「賢い」という言葉に、最高に感激するものです。「きれい」「すばらしい」「美しい」という形容詞は、口説き文句の常套手段だけに、よろこんではくれますが、心から感激するほめ言葉ではありません。それに対して「賢い」は、本人の資質に対するほめ言葉です。「かわいい」も、顔をほめるのではなく、しぐさや行動に対していうのであれば、彼女は必ずよろこびます。』

と語っています。

美人というのは、賢さをほめられることが少ないのです。恋愛に限らず、人の賢さをほめる人というのは、ほとんどいません。

美人はふだん何を考えているのかというと、

「私は外見だけの女じゃない…。」
「誰も私の苦労をほめてくれない…。」

と考えています。

平たく言えば、私は外見だけの女じゃないとずっと思っています。勘の良いあなたはもうお分かりかもしれませんが、

美人の賢さをほめるということは、カーネギーの六原則の“関心のありか”と“心からほめる”という二つの原則をふまえることになるのです。

六原則の二つをふまえるわけですから、その効果はヤバいです。

2-2.モテる男はストレートにはほめない。

この話をきいて、もしあなたが

「そうか!美人には『頭良いね』と言えばいいのか!」

と思っているなら、それはまったくの間違いです。苦笑

相手はバカではありません。

「頭良いね!」

なんてほめられても、嬉しいわけがありません。心が動かされるわけがありません。

カーネギーの六原則の“心からほめる”というのは、何も

「本当に頭良いよね~!」

と言うことではありません。そんなほめ方をしたところで、

「うそくさ。」

と思われておしまいです。

“心からほめる”というのは、

本音でしゃべっているように見せる

ということです。美人の賢さをほめるのは、間違いないのですが、問題は褒め方です。ストレートに

「頭良いね!」

とほめるのは下心丸出しです。相手に不審がられるだけです。大事なのは、美人の賢さを間接的にほめることです。

たとえば、美人とデートで会話していたときに、相手の会話のテンポが早かったとしましょう。そんなとき、私だったら、

「頭の回転早いなw ついていけないわw」
「ふつう女の子ってもっとゆっくりだからw」

と笑顔を見せながらしゃべります。こう言われた相手は、悪い気はしません。なぜなら

  • 自分の頭の回転の早さをほめられた
  • 他の女の子よりすごいと認めてもらえた

という2点を感じるからです。

美人の賢さをほめるというのは、こういうことです。ストレートにほめたって、人は動きません。ほめられているように「感じさせる」というのが重要なのです。

補足しておくと、笑顔を見せるというのも、カーネギーの原則の“笑顔を忘れない”にあてはまっています。笑 冗談っぽく言うことで、本音で語っているように見せられるのです。

以上、美人に対して「かわいいね」と言ってはいけない理由がお分かりいただけたでしょうか?

ちなみに、セックス中の「かわいいね」は100回ぐらい言った方が良いです。セックス中に「かわいいね」と言いまくると、死ぬほど惚れられるということを最後に言っておきます。

浮気される心配は全くなくなります。理由は、多くの男はヤるのに夢中で、相手に「かわいいね」と言うのを忘れているからです…。苦笑

単純に多くの男の逆をやればいいのです。多くの男はセックスまでに「かわいい」と言い続けるからモテません。セックスしたら「かわいい」と言わなくなるから、フラれます。

モテる男はセックスまでは「かわいい」と言わないから、モテます。セックス中に「かわいい」と言い続けるから、女性が離れません。