神崎様
いつもお世話になっております。
◯◯です。
しばらくご連絡できていなかったのですが、選抜コースとTAVのインプットを継続し、毎週ランチのアポを取り付け何とか辞めずに活動しております!
いつも貴重な情報、本当にありがとうございます!
ただ、なかなか2回目のデートに繋がらず(7月から活動を始めてほぼ毎週土日ランチし24人くらいと会いましたが、2回目につながっているのは4人くらい…)すごくどつぼにハマっていて、神崎様に久々のご相談をさせていただきました。
なぜ2回目につながらないのか、自己分析したのですが、アポの会話を録音して振り返ったりしたのですが、
- 相手の深い話を引き出せてない(相手を会話の主役にする心掛けをしているが、当たり障りのない返答しかできてない)
- 悪共有やフック話などで相槌を打つ際、「いや、そうじゃなくて、」と言われたことが多々あり、「こいつわかってねーな」と思われるのが怖くて上手い返しができない
- 話を聞いてる時、相手の感情を指摘するのが下手
- 上記のことにビビりすぎて攻めた会話が最近できてない
これらが思い当たりました。
特に毎回会話の録音をして振り返りをしていく中で気付いたのですが、
- 会話のテンポが悪い
- そうなんだ、へぇ〜という無難な相槌しかできていないな、、と思いました。
そこで質問なのですが、神崎さんのように面白い返しやテンポの良い切り返しを言うために
- どういう練習方法、取り組みをすればよいか
- アポでどういう意識を持てばいいか
など方法があれば教えていただければ嬉しいです!
実際どのような感じか、神崎さんが過去掲載していたケーススタディを参考に具体例を挙げさせていただくと、
神崎さんの場合
♀「最近、職場の先輩がけっこうしつこいんだよね…苦笑」
神「マジで?そんなしつこいの?笑」
♀「LINEを終わらせてくれない。笑」
神「終わらせてくれないってどういうことw」
♀「既読スルーしても、翌日また『おはよう』とか来るw」
神「スパムメールやんw」
♀「そうそうw」
神「ブロックしちゃえば?笑」
♀「職場の人だからできないもんw」
神「あ、そうかw」
♀「そうそうw」
神「何、どんなのが来るの?『今日は仕事遅かったね』とか来るの?笑」
♀「あ、そうそう!そういうの!笑」
神「怖くね?笑」
♀「めっちゃ怖いよw」
神「『電気まだついてるね』とか来たらどうする?笑」
♀「うわ~最悪w」
神「『あ、今消えたね。』」
♀「ねえ、やめてww」
自分の場合
♀「最近、職場の先輩がけっこうしつこいんだよね…苦笑」
僕「マジで?そんなしつこいの?笑」
♀「LINEを終わらせてくれない。笑」
僕「終わらせてくれないの?wそれはヤバいわ…」
♀「うん〜」→スパムメールやんwという例えが浮かばない。浮かんだとしても、言ったら滑るんじゃね、、とか思って言えなくなる
ー仮に少し面白い返しができた後ー
僕「スパムメールやんw」
♀「そうそうw」
僕「ブロックしちゃえば?笑」
♀「職場の人だからできないもんw」
僕「あ、そうかw」
♀「そうそうw」
僕「そうか〜」→そうそうwと言われると次に何て言えばいいかその場で頭が真っ白になり、そうかー、そうなんだー、などつまらない返ししかできない
わかりにくい例えでしたら申し訳ありません、、、
ちなみに僕だったらスパムメールやんwの返しもパッとは思いつかず、相手の発言の5秒後にやっと出てくる感じだと思います、、、(最近無難な考えしかできず、頭が真っ白になることが多いです)
↑このように相手の話の腰を折らないようにしよう、折らないようにしよう、、と思うあまりとりあえず相手の語尾を使ってヤバい、辛い、キツい、など安直な感情表現しかできないため、話が盛り上がらないことが多いです。
ちなみに自分は
- 録音したランチデートの会話を聞き返し「これは面白い」と思う返しをメモ
- 「もっとこうした方がいいな」というものは神崎さんのブログや講座に載ってるケーススタディを参考により良い返しを考えてメモ
- 他にはデート前にその日どんな会話ができるだろう?と予想して、何個かケーススタディを予想(大概外れます)
などの取り組みをしております。
ただ、それでもランチで力を発揮できないため、もっと違う努力が必要なのかなと思いました。
大変お忙しい中恐縮ですが、お時間ある時に返信いただけると幸いです。既出の質問でしたら申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
◯◯
◯◯様
お久しぶりです。神崎です。
ご返信遅くなってしまい、申し訳ございません。
すごく良いご質問だったので、内容を考えるのに時間がかかってしまいました。
ほぼ毎週ランチデートを取り付けられているとのこと、すごいですね!!
すばらしい行動力だと思います。
さて、ご質問の件に回答させて頂きます。
まず、アポの会話を録音して自己分析しているのは、めちゃくちゃ良いと思います。
素直にすごいと思いました。
そして、
- 相手の深い話を引き出せてない(相手を会話の主役にする心掛けをしているが、当たり障りのない返答しかできてない)
- 悪共有やフック話などで相槌を打つ際、「いや、そうじゃなくて、」と言われたことが多々あり、「こいつわかってねーな」と思われるのが怖くて上手い返しができない
- 話を聞いてる時、相手の感情を指摘するのが下手
- 上記のことにビビりすぎて攻めた会話が最近できてない
これらが思い当たりました。
が思い当たったということも、鋭い視点だと思います。
そして、
- 会話のテンポが悪い
- そうなんだ、へぇ〜という無難な相槌しかできていないな、、と思いました。
という問題点の認識も間違っていないと思います。
これらを踏まえた上で、
「面白い返しやテンポの良い切り返しを言うための練習方法」
についてですが、まずオススメしたいのが、
「面白いかどうかはいったん捨てて、会話のテンポを早めるよう意識する」
ということです。
面白い返しというのは経験値がモノを言うので、明日からいきなりできるようにはなりませんが、「会話のテンポを早める」ということは明日からできると思います。
なぜ会話のテンポを早めると良いかというと、
「会話のテンポが早ければ、大して面白いことを言っていなくても、女の子は無条件に笑う。なぜなら、『自分がテンポの早い会話についていけないバカと思われたくない』という潜在意識が働くから」
です。
これは覚えておいた方が良いです。
実践すれば分かると思いますが、会話のテンポが早いというだけで、普通の返しでも笑ってくれる機会がものすごく増えます。
逆に言えば、会話テンポが遅ければ遅いほど、「面白い」と思われる返しのレベルは上がっていきます。
ほとんどのツッコミは、テンポ良く食い気味に言うからこそ、笑いとして成立するのであって、ワンテンポ置いて言ったところで、笑いにはなりません。
「会話のテンポは相手の女の子に合わせる」
というのが鉄則なので、会話テンポがゆっくりな女の子に対して、無理に早いテンポで会話をする必要はありませんが、
「会話テンポが普通以上の女の子に対しては、意識的に会話のテンポを早める」
というのは、良い練習方法(対処法)だと思います。
そして、会話のテンポを上げるコツとしては、
「的外れであっても良いので、何でも良いから、そのとき思いついたことを口に出す」
ということです。
女の子の返しに対して無言になってしまうというのは、野球で言えば、
「ボールが来ているのに、バットを振らない」
というのと同じです。
元中日の落合監督が、
「三振しても良いから、バットぐらい振ってこい」
と言っていましたが、それと同じで、女の子の返しに対しては、
「外れても良いので何か言わないとダメ」
です。
例えば、例として出して頂いた、
ー仮に少し面白い返しができた後ー
僕「スパムメールやんw」
♀「そうそうw」
僕「ブロックしちゃえば?笑」
♀「職場の人だからできないもんw」
僕「あ、そうかw」
♀「そうそうw」
僕「そうか〜」→そうそうwと言われると次に何て言えばいいかその場で頭が真っ白になり、そうかー、そうなんだー、などつまらない返ししかできない
という会話でいえば、頭が真っ白になったとしても、
「え、どんな内容で送られてくんの?」
「ブロックしないとか、優しいなw」
「俺だったらブロックして削除だわ。笑」
とか、何かしら言えるはずです。
ストナンや飛び込み営業出身の人間だと、
「何も喋らないと会話が終わる」
という意識が根付いているので、たとえボールに当たらなくても、とりあえずバットは振ります。
その意識でいきましょう。
そして、とっさに言った返しが、会話の焦点から外れていて、女の子に、
「いや、そうじゃなくて、」
と言われたとしても、その語尾を拾って、
「いや、そうじゃなくて、」
「(食い気味に)そう、そうじゃないんだよね。笑」
「笑」
「いや、そうじゃなくて、〜〜っていう意味。」
「ごめん、〜〜っていう意味ね。」
「そうそう」
「じゃあ、俺だいぶ的外れなこと言ったね。笑」
「うん」
「おい。笑」
「笑」
と「自分の非を認めるギャグ」に昇華させたり、または、
「いや、そうじゃなくて、」
「あ、ごめん、違った?」
「〜〜っていうこと」
「あ、そういうことか」
「そうそう」
「じゃあ、〜〜じゃね?」
「あ、そうかも」
「いや、そうじゃなくて、」
「あ、そういうことか」
「でも、それだと〜〜が大変だ」
「そうなんだよね」
みたいな感じで、普通に会話を続かせたり、別の話題に接続するのはできると思います。
「こいつわかってねーな」と思われるのが怖い
というのは、自分が的外れなことを言ったときや、スベったときのカードを持っていないことが、一番の原因です。
的外れなことを言ったとき・スベったとき用に、
「じゃあ、俺だいぶ的外れなこと言ったね。笑」
「・・・すみませんでした。笑」
「なんか地雷踏んだ?笑」
「ごめん、完全にスベったね。笑」
みたいなカード用意しておくと良いです。
そして、このカードの根底に流れているのは、
「自分の非を認めると、確実に笑いに変えられる」
という鉄則です。
自虐ネタの変化系みたいなものですが、こうやって自分のスキを見せておけば、相手もこちらをイジりやすくなりますし、その後イジり合える関係も作りやすくなります。
女の子に、
「いや、そうじゃなくて、」
と言われたときに、ピンチと見るか、チャンスと見るかで、だいぶ変わってくると思います。
私であれば、
「いや、そうじゃなくて、」
と言われた場合は、めちゃくちゃ美味しいと思うタイプです。
「いや、そうじゃなくて、」
「あ、ごめん、違った?」
「〜〜っていうこと」
「あ、そういうことか」
「あ、じゃあ、ごめんなさい。笑」
「笑 別にいいよ」
「キレられるのかと思った。笑」
「そんなことでキレないでしょ。」
「分かんないやん。」
「いや、ないから。笑」
「でも、そうじゃなくてって言ってたときは、瞳孔開いてたよ?笑」
「笑」
みたいな感じで、イジり合える関係を作るためのネタに昇華すると思います。
元々モテる男性は、
「自分の非を認めると、確実に笑いに変えられる」
というのを意識的か無意識的かは分かりませんが、確実にやっています。
まとめると、
- どういう練習方法、取り組みをすればよいか
→とにかく会話のテンポを早める練習をする。その際、自分が的外れなことを言ったときや、スベったときのカードを用意しておく。会話のテンポを上げるコツは、「的外れであっても良いので、何でも良いから、そのとき思いついたことを口に出す」こと。
- アポでどういう意識を持てばいいか
→アポの中では、面白いかどうかはいったん捨てて、会話のテンポを早めるよう意識する。女の子の返しに対して、無言になってしまうというのは避ける。三振しても良いのでバットは振る。スベるの覚悟で何か喋る。スベった後のカードを用意しておけば、ピンチはチャンスに代えられる。
です。
以上、ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
神崎