「最近、遊戯王ネタ多くない?」
と思ったそこのあなた。
あれ、お気づきになりませんでしたか?
今、世の中は、空前の「遊戯王ブーム」が起こっています。
「遊戯王?何それ、知らない」
と答えようものなら「非国民め!」と石をぶつけられる世の中です。
言いたいことも言えない世の中です。
ポイズンです。
そんな国民的アニメ「遊戯王」のラストを、あなたは覚えているでしょうか?
・・・・・。
そう、全米が涙したと言われている、
「表遊戯vs闇遊戯(アテム)」
のあの世紀の一戦ですよね。
最近、物忘れの激しいあなたのために、一応あらすじをおさらいすると、デュエルの中盤で闇遊戯くんは
- オベリスクの巨神兵
- オシリスの天空竜
- ラーの翼神竜
を同時に全部出すという
「前代未聞のハイパーチートな可愛さ全開行為」
を繰り出してきます。
しかし、そこは武藤双六のお孫さん。
さすがです。
なんとこの三幻神を
- マグネット・ウォリアー・アルファ
- マグネット・ウォリアー・ベータ
- マグネット・ウォリアー・ガンマ
- マグネットフォース
のコンボで、あっちゅう間に秒殺してしまいます。
きゃわいい雑魚モンスターで、三幻神をお片づけしてしまいます。
そして、お片づけの後、遊戯くんはこんな名言を残されました。
分かったんだ。強力な力を持つ者の最大の弱点。それは「力そのもの」だって。
まあ!!!
高校生のくせして、何と哲学的なことを言うのでしょうか。
しかしながら、彼の指摘は非常に的を得ています。
どこが的を得ているのかというと、
「強者を倒すときは、そいつのパワーを借りて倒せば良いんじゃね?」
という舐め腐った、非常に理にかなったことをしている点です。
多くのデュエリストたちは、三幻神(美女)を相手にするとき、自分のスペックを使って倒そうとします。
- ルックス
- 年収
- 社会的地位
- トーク力
といったものでゴリ押ししようとします。
「滅びのバアアストストリィィィィィム!!!」
をやりたがります。
ただ、残念ながらバストリでは、神は滅びません。
一方、神崎おじさんは、そんなこと無理ゲーは絶対にやりません。
遊戯くんが、
「え?三幻神?オシリスの召雷弾を食らわせればオケぽよじゃね?(ハナホジー)」
とやったように、
「いかに相手のパワーを利用して口説くか?」
ということばかり考えています。
前述した、遊戯くんのあの名言。
神崎おじさんに言わせると、こうなります。
分かったんだ。美女の最大の弱点。それは「自分がチヤホヤされて当たり前という感覚そのもの」だって。
そうなのです。
美女は「美しいルックス」という強力な力を持っているがゆえに、
「自分がいかにチヤホヤされているか」
に気づいていないのです。(本当に気づいていない。マジで。びっくりする。)
自分自身では「チヤホヤされている」と思っていないですが、第三者から見れば、びっくりするぐらいチヤホヤされているのです。
この「チヤホヤされていることに、自分で気づいていない」というのがポイントですよ。
何を意味するかというと、
「ちょっと冷たくしただけで、ものすごく印象に残る」
ということです。
どれぐらいちょっとした行動かというと、
- ルックスを一切褒めない
- LINEの返信を相手の返信頻度より遅らせる
というレベルです。
これぐらいでも、めちゃくちゃ印象に残ります。
インスタとかで、
「めっちゃ可愛い!」
「美人!」
とかコメントしている人たくさんいますが、そんなことしているうちは、一生三幻神は倒せないです。
「ルックスを褒めたら、喜ばれる」
「可愛いと言えば、自分の食いつきが上がる」
と思っている時点で、ポイズンです。
で、注意しなければいけないのが、
「ただ冷たくすれば良いわけではない」
ということです。
- 相手を楽しませる
- 媚びない
という両輪を同時に回すからこそ、意味があるわけです。
「楽しませると媚びるって、どう違うんですかー?」
と尻をポリポリかきながら質問してくる人がいそうなので、先に答えておきますが、
楽しませると媚びるの一番の違いは、
「機嫌を取ろうとしないこと」
です。
楽しませると機嫌を取るは違うはずです。
自分の兄弟や友達とかとしゃべっているときに、機嫌を取ろうとしないですよね?
要は、そういうことです。
あと、神崎おじさんと他のデュエリストで、決定的に違うのが、
「女の子に自分をイジらせる」という視点があるかどうか
ですね。
先ほども言いましたが、
「いかに相手のパワーを利用して口説くか?」
が基本戦略です。
女の子に自分をわざとイジらせることによって、
「自分のツッコミは面白い」
と思わせることができるわけです。