目次
1.みんな「どうすればセックスできるか?」しか考えていない。
「ナンパ師とか、性欲の盛ったサルだろw」
「おれはそんなヤリ目の男じゃないから!」
とあなたは思っているでしょう。
すみません。
ナンパ師よりも、あなたの方がよっぽど「ヤリ目」です。
1-1. 間違い1.「なんとかして女の子を酔わせようとする」
99%の男が好みの女の子とデートをすることになると、「夜×オシャレなダイニングバー×渋谷」みたいなチョイスをします。
(私からすると、この時点で「センスないな…苦笑」と思ってしまいますが、その話は置いときましょう。)
渋谷のダイニングバーで「どういうデート」をするかというと、彼らは
「女の子をなんとかして酔わせようとする」
のです。
女の子のグラスが減ってきたら、すかさず「次は何飲む!?(ニッコリ)」とメニューを渡すのです。
さて!ここであなたにクイズです。
男の「次は何飲む!?(ニッコリ)」というセリフは実は女性には「まったく違う意味」に聞こえています。
Q.女性には、「次は何飲む!?(ニッコリ)」というセリフが一体どのように聞こえているのでしょうか?
正解は・・・A.「エッチしない!?」です。
これはいつもの下らないジョークではありません。基本的に、男の発する言葉はすべて「エッチしない!?」に聞こえています。
- 「LINE教えて!」=「エッチしない!?」
- 「今度、美味しいイタリアン行かない!?」=「エッチしない!?」
- 「最近仕事が楽しくてさ…」=「エッチしない!?」
これぐらいに考えてOKです。
実際、私は以前、
「てか、すぐ飲ませてくる男って、『酔わせてヤろうとしてる』のが女にバレてないとでも思ってるのかな?ww」
と、ある女の子に言ったところ、
「本当それ!!ヤリ目なのバレバレだからw」
とめっちゃ共感されました。(ちなみに、その女の子とは後日…)
要するに、
「酔わせて何とかしよう(ぐふふふ)」
というあなたの作戦は、女の子には「全てバレバレ」ということです。
全てバレバレを通り越して、「えっ、この男こんな口説き方してくるのか。ないわ…。」と試合終了のホイッスルが鳴ってしまいます。
(ピィーーーー!!!!)
1-2. 間違い2 「告白しようとする」
「おれは『女の子を無理やり酔わせる』なんてひどいことしないぞ!」
と思っているあなたは、間違いなくこのパターンです。
あなたは、デートを重ねて…デートを重ねて…「告白」しようとしてませんか?
どうでしょう?心あたりがあるんじゃないですか?ちなみに「私の友達」は間違いなくこのパターンです。
彼は「失敗のないようにデートを重ねて、告白する」というのが「正解」だと思っています。
ここで、またまたクイズです。
あなたが気になる女の子と当たり障りのない会話で2-3回デートをしたとします。
失敗のないよう、あなたの「欠点や恥ずかしいところ」は全く見せていません。あなたの中では、「完璧」にふるまったデートでした。
さて…
Q.このとき、あなたの気になる女の子は、あなたのことを「どのように思っている」でしょうか?
正解は・・・A.「もうすぐ告白してきそうだから、会うのやめとこ。」です。
悲しいかな。これが現実なんですね…。
そしてLINEであなたに送るのです。
「ごめん!その日は忙しい!(><)」
「落ち着いたら連絡するね!☆」
そして、あなたは考えます…。
「何でフラれたんだ!!」
「デートでまったく失敗してないのに!!」
「マジで意味が分からない!!」
さて、あなたは、何が間違っていたのでしょうか?
それは、「告白」という作戦です。
実は、「告白」というのは、はっきり言って「ほとんど意味がありません」。
もちろん、告白して付き合うカップルはたくさんいます。「告白がきっかけで気になりだして…」というカップルもたくさんいます。
しかし、実際は「違う」のです。
女の子は「告白されて好きになった」のではなく、「告白する前から男のことが好き」だったのです。
別に告白なんかしなくても、セックスできていたわけです。ただ1ステップ多いだけなのです。
例えるなら、「新宿から山手線でイッパツで渋谷に行ける」のに、「いったん吉祥寺に出てから、井の頭線で渋谷に行く」ようなものなんです。(例えの才能ゼロか)
2.ナンパ師は「どうすればこの女の子を笑わせられるか?」しか考えていない。
「酔わせるのもダメ」
「告白もダメ」
「じゃあ、どうすればいいんだよ!!」
と思いますよね?
安心してください。
「セックスまでの最短ルート」をビシっとご説明いたします。
2-1.セックスへの最短ルートは「女の子を笑わせること」
「ナンパ師とか、性欲の盛ったサルだろw」
とあなたは感じているかもしれませんが、
実はナンパ師は「どうすればセックスできるか」は意識していません。
(もちろん、ゴールはセックスですよ!)
では、何を意識しているのかというと、「女の子を笑わせること」です。
「えっ、それだけ?」って思いますよね?
そうなんです。それだけなんです。
ナンパ師は「女の子を笑わせること」の威力を知っているのです。
フランスのブルターニュ大学の心理学者、ニコラス・ゲイガン氏は次のような実験を行いました。バーに1人で飲みに来ている女性60人に対して、2パターンの男を接近させました。
A.仕事のことを話す男
B.漫才のように笑わせる男
ちょっとのあいだトークさせた後、「連絡先を聞けた確率」を計ったところ…
A.仕事のことを話す男 15.4%
B.漫才のように笑わせる男 42.9%
なんと、「笑わせる男」と「仕事の男」で37%も差が開いてしまったのです。「女の子を笑わせること」が「いかにヤバいか」に気づきますよね。
まあ、これに気づいている男が少ないから、私は良い思いをしているわけですが…(ニヤリ)
心理学では、「笑い」は「警戒心を解きほぐす効果がある」と言われています。
もうあなたはお気づきかもしれません…。
そう。
女の子というのは、「男」に対して警戒心が「MAX」なのです。何を言っても、「エッチしない!?」に聞こえてしまうのです。
そんなガチガチに固まった警戒心を解くには、「笑い」しかないのです。
2-2.じゃあ「イタリア人」はみんな「ヤリ目」なのか?
ご存知、ナンパ大国「イタリア」があるわけですが、ジローラモたちはみんな「ヤリ目」なんでしょうか?
スケベなんでしょうか?(まぁスケベだと思いますが…苦笑)
彼らがモテているのは、「かっこいいから」ではありません。
「目の前の女の子を笑わせること」に集中しているからです。
イタリア人は、「女の子を笑わせたい機械」なんです。最初から「セックスしたい!」と思っているわけではありません。
「まずこの女の子を笑わせたい!」
「楽しくおしゃべりしたい!」
というのが先にあるのです。「セックス」はあくまで「オマケ」なのです。(この感覚、分かりますかね)
3.なぜあなたは「女の子を笑わせる練習」をしないのか?
巷の恋愛ブログをざーーっと眺めていると、
「私はもともとコミュ障でしたが…」
「私はもともと根暗でしたが…」
というのが多すぎる。
どんだけコミュ障多いんだよww
厳しいようですが、コミュ障では女にはモテませんし、根暗でも女にモテません。
そして、それはあなたも「分かっている」はずです。
また、あなたは確実に「コミュ障ではありません」。
男友達もいると思いますし、女性とふつうにしゃべることもできると思います。
おそらく「俺は女の子を笑わせる会話なんてできないよ…」というステップで悩んでいると思います。
そんなあなたに言いたいのは
なぜあなたは「女の子を笑わせる練習」をしないのか?
ということです。
ご存知のように、私はスクールカーストでいえば「3軍」でした。
サッカー部、野球部のイケメンたちがクラスでウェイウェイしている中、教室の片隅で「将棋」をしていました。笑
こんな男でもナンパができたのですから、あなたが「女性を笑わせること」ができないわけがありません。
3-1. 1対1のデートで女の子を笑わせるのは、実は「難しくない」
あなたはおそらく勘違いしています。
「おれはクラスで女の子を笑わせた経験がないから、デートで女の子を笑わせるのは無理だよ…」
と感じていると思います。
ですが、それは違います。
クラスでの会話というのは「集団会話」であり、デートでの会話というのは「1対1の会話」です。
実は「1対1の会話」より「集団会話」の方がずっと難しいのです。
「1対1の会話」であれば相手の会話のみに集中すればOKですが、集団会話というのは、集中する相手が多すぎるのです。
- 話したがる人間
- 会話に参加したくない人間
- 会話に参加したいが参加できない人間
こういう「属性」を見極めて、適切に会話をパスする必要があるのです。
また、クラスでの会話というのは、「成績」「所属している部活」「周りの評判」などが大きく影響してくるため、単なる会話とはまったく異なります。
バスケで例えるなら、マンツーマンでマークするよりもソーンディフェンスする方が「はるかに難しい」のです。
「1対1の会話」というのは、相手の会話がある程度予測できます。そして、自分で会話を組み立てることができるため、「練習」できるのです。
3-2. デートでするべき話題は「バカ話」「自虐ネタ」のみ。
「じゃあ1対1のデートでどうやって女の子を笑わせる練習をすればいいんだよ!!」
っていうことですよね?笑
結論から言うと、
- バカ話
- 自虐ネタ
です。
コレを徹底的に「練習」してください。
99%の男は「自分のことをスゴイと思ってもらいたい」というクソみたいなプライドから、
- 仕事での自慢話
- 学生時代「おれはワルだった」話
- 将来の夢
などを話したがります。
「仕事で○○(大企業)に行ったときさ~」
「ケンカって買っても負けても痛いんだよね~」
「将来のために、最近英語の勉強始めてさ~」
みたいな話です。
こういう話が始まった時に女性はどう思うのかと言うと、
「自慢話、ウザ」
「つまんねえ」
「この話いつ終わるんだよ」
と思っています。
ですが、表情には絶対に出しません。表情ではにこやかに
「え~そうなんだ~!」
「すごいね~!!」
とあいづちを打ってくれるのです。
だから、「あなたはつまらない話をしていることに気づかない」のです。
女性というのは基本的に「コミュニケーション能力」が異常に高いので、あなたの「自慢話」に合わせてくれるのです。
正直、こんなクソつまらない話をするぐらいだったら、「にらめっこしない?ww」と言ってにらめっこを始めた方が、まだマシです。
とにかく
- バカ話
- 自虐ネタ
で女の子を笑わせる練習を徹底的にしてください。
私がデートで話す話題は、例えば
- 海外一人旅に行ったときにイギリス人から「お前の名前は不吉な名前だ」と言われてムカついた話
- 家族に隠していたAVが見つかって、リアクションに困った話
- 女に「キス下手じゃない?」と言われて、超恥ずかしくなった話
- 急性アルコール中毒で病院に運ばれた後、尿道からカテーテルを突っ込まれて激痛だった話
- 子供のころ、ザリガニを取ろうと池に手を伸ばしたら、きったない池に落っこちた話
- チョコラBBを風邪薬だと思って、熱が出るたびに飲んでいたときの話
などです。
これはあくまで一例ですが、これぐらい「バカ話」「自虐ネタ」をバンバン話してください、ということです。
3-3. なぜ「うちはマズいですよ!」という飲食店が流行るのか?
「そんな自分を下げる話をして大丈夫なの?」
「そんな話したら、嫌われるでしょ。」
とあなたは感じるかもしれません。
ですが、「絶対大丈夫」です。
むしろ「バカ話」「自虐ネタ」を入れれば入れるほどあなたはモテるようになります。
これは保証します。
「ステーキけん」等を運営する「外食王」井戸実氏が以前TV番組で
お客が感動させるためには「ギャップ」が必要なんですよ。でもワクワクして期待しているお客さんを感動させるのは難しいじゃないですか。だから「ウチはマズイですよ!」と先に言っておくんです。それで、まあまあ美味しい料理を出せれば、『なんだ、美味いじゃん!』とお客を感動させることができるんですよ。
と語っていました。
あなたが女性に「自慢話」をするということは、
「うちは美味しいですよ!」
「うちの店はこんなにステキですよ!」
と『ハードルを上げまくっている』んです。
そして結局自分で「上げに上げまくったハードル」に自滅していくわけです…。苦笑
女性とのデートでは「いかに自分のハードルを下げるか」がメッチャ重要です。
「バカ話」「自虐ネタ」で、
「ウチはマズイですよ!」
「全然美味しくないですよ!」
と言っておくわけです。
そんなとき、会話の端々から
「仕事を頑張っている」
「私を楽しませようとしてくれる」
という「まあまあの料理」が出てくれば、
「なんだ!結構美味しいじゃん!」
となるわけです。
※注意点:「おれはモテないから…」という「自虐ネタ」は面白くない上に、「何この卑屈な男…」と思われるのでNG
以上、女の子とのデートであなたが話すべき話題は「バカ話」「自虐ネタ」のみということがお分り頂けたでしょうか。