会話中、頭が真っ暗になります。

神崎様

お忙しい中、度々質問してしまい、申し訳ありません。
本当にお時間のある時で構いませんので、読んでいただければ幸いです。

昨日、ある女性とアポ前にLINE電話しようということになり、
深夜でしたが、1時間ちょっと会話しました。
(前回の質問内で「来週は火曜日以外いつでもいいよ」と下手打ちした女性です)

神崎様のブログを参考に「緊張しますね(共有スペース)」や、
「自分は緊張している(笑)」など自虐ネタなどを交えましたが、
それが終わった途端、何も浮かばず、頭の中が真っ暗になりました。
すこしの沈黙があると、彼女の方から話題を提供してもらうことが多々あり、
非常に情けない気分になりました。

彼女は2ヶ月前に離婚したばかりで、「結婚生活がとても大変だった」、「旦那にいいところが1つもなかった」など、身の上話を話してくれました。
自分も間を縫うように、中学時代にいじめられた、
人見知りな性格がコンプレックスだとかあえて自己開示をしました。
ただ、笑いにはならず、
なんとなく愚痴り合いというか全体的に暗い雰囲気になってしまいました。

そのほかにも仕事の話とか、将来どうするか、
仕事場に適当な男がいるなどの話題が展開されましたが、爆笑とはならず、
途中から「俺は何のために今この女性と喋っているんだっけ」と訳が分からなくなりました。

結果的に彼女にエンターテインメントは提供できませんでした。
反省点としては、彼女との共通点があまりに少なかったことだと思います。
あるいはそれを会話中に探りきれなかった点です。

人生でランチデートをしたのが、今回でまだ3人目ではありますが、
まだまだ「上手く関係性を築ける自分」を思い浮かべることができません。
これは出会いを増やし、時間をかけていけば徐々に改善できるものなのでしょうか?

また会話直後、女性からは「また電話しましょう」とLINEが来ました。
この場合、こちらからはアプローチはかけず、
相手からコンタクトが来るまで待っていた方がいいのでしょうか?

長くまとまりのない内容で申し訳ありません。
読んでいただきありがとうございます。

◯◯

 

 

 

◯◯様

こんばんは。神崎です。

ご連絡いただきまして、ありがとうございます。

さて、頂いたご質問に回答させていただきますね。

まず、本題の、

人生でランチデートをしたのが、今回でまだ3人目ではありますが、
まだまだ「上手く関係性を築ける自分」を思い浮かべることができません。
これは出会いを増やし、時間をかけていけば徐々に改善できるものなのでしょうか?

というご質問に回答させていただくと、

「もちろん改善可能」

です。

◯◯様は人生でランチデートをしたのが、今回でまだ3人目なんですよね?

まだ3人目なのであれば、

「上手く関係性を築ける自分」

を思い浮かべることができないのは、当然のことです。

自転車の練習と同じです。

自転車を練習している子が、まだ3回しか練習していないのに、

「乗れる気がしない…」

と言ってきたら、どう思いますか?

「いや、まだ3回しか乗ってないじゃん。笑」

と思いませんか?

私が言いたいのは、そういうことです。笑

場数を踏んで練習すれば、会話も確実に上手くなるので、ご安心ください。

お話をうかがう限り、今の◯◯様は「場数」が圧倒的に足りていないので、

「数をこなして、女性と会話することに慣れる」

ということを意識した方が良いです。

神崎様のブログを参考に「緊張しますね(共有スペース)」や、
「自分は緊張している(笑)」など自虐ネタなどを交えましたが、
それが終わった途端、何も浮かばず、頭の中が真っ暗になりました。
すこしの沈黙があると、彼女の方から話題を提供してもらうことが多々あり、
非常に情けない気分になりました。

この点に関しては、あまり気にしなくて大丈夫です。

女性と話すことに慣れれば、余裕が生まれるので、頭が真っ白になることはなくなります。笑

彼女は2ヶ月前に離婚したばかりで、「結婚生活がとても大変だった」、「旦那にいいところが1つもなかった」など、身の上話を話してくれました。
自分も間を縫うように、中学時代にいじめられた、
人見知りな性格がコンプレックスだとかあえて自己開示をしました。
ただ、笑いにはならず、
なんとなく愚痴り合いというか全体的に暗い雰囲気になってしまいました。

「全体的に暗い雰囲気になってしまったこと」

を気にされているようですが、全く気にしなくて大丈夫です。

相手の女性から、

「結婚生活がとても大変だった」
「旦那にいいところが1つもなかった」

という本音を引き出せている時点で、会話に成功しています。

対女性における会話の上手さは、

「どれだけ相手を笑わせたか」

ではありません。

「どれだけ相手の深い部分を引き出せたか」

で決まります。

「2ヶ月前に離婚したばかり」
「結婚生活がとても大変だった」
「旦那にいいところが1つもなかった」

という相手の本音を引き出せているので、本当に素晴らしいです。

次に、

結果的に彼女にエンターテインメントは提供できませんでした。
反省点としては、彼女との共通点があまりに少なかったことだと思います。
あるいはそれを会話中に探りきれなかった点です。

とのことですが、反省ばかりしていても、気が滅入るだけなので、

「相手から深い話を引き出せただけでも、大成功」

と考えて、次の女性とのアポを考えた方が良いです。

最初から遠くのゴールばかり見ていても、絶望してしまうだけなので、

「まずは数をこなして、女性と会話することに慣れる。どんなに会話で失敗してもOK。デートを実現できた時点で、大成功。」

と考えて、目の前のゴールを目標にした方が良いです。

ナンパでもそうですが、

「カフェに連れ出す」
「ホテルに行く」

ということを目標にしていたら、確実に地蔵になります。

ナンパで地蔵にならないための最大のコツは、

「声をかけること自体を目標にすること」

です。

「声をかけた時点で成功。シカトされても、話が続かなくてもOK。」

と考えれば、声をかけられるようになります。

それと同じように、◯◯様も、

「まずは数をこなして、女性と会話することに慣れる。どんなに会話で失敗してもOK。デートを実現できた時点で、大成功。」

と近くの目標を考えると、精神的にも負担にならないはずです。

最後に、

また会話直後、女性からは「また電話しましょう」とLINEが来ました。
この場合、こちらからはアプローチはかけず、
相手からコンタクトが来るまで待っていた方がいいのでしょうか?

というご質問に関してですが、

「相手からコンタクトがあるまで待った方が良い」

と思います。

その女性が、

「また電話しましょう」

と言ったのは社交辞令かもしれませんので、

「1週間ぐらい時間を置いて、相手から何もアクションがないのであれば、深追いしない方が良い」

です。

本当に食いつきがあれば、

  • 相手からLINEが入る
  • 「今度、いつ電話します?」と連絡が来る

というようなアクションがあるはずです。

いずれにせよ、今回の結果であまり落ち込んじゃダメですよ!

1度転んだぐらいで諦めていたら、一生自転車に乗ることはできないです。

アドラー心理学の言葉で、

他人と比べると怠惰と絶望しかない。 自分より格下の人間と比べれば、怠惰になる。 自分より格上の人間と比べれば、絶望する。 「今よりも前に進む」他人に左右されないで成長するには、「上」ではなく「前」に進む。

という言葉がありますが、周りと比べていたら絶望するだけなので、

「比べるべきは、常に過去の◯◯さん」

ですよ。

「1年前の自分なら、こうやって女性とデートできていたか?」
「1年前の自分なら、こうやって女性と電話できていたか?」

ということを意識した方が良いです。

以上、よろしくお願いいたします。

神崎

 

 

 

神崎様

度々のメールにも関わらず、親切に回答していただき、
本当にありがとうございます!

たしかに場数が全然足りないのに、深刻に考えすぎていました。
おっしゃる通り、マッチングアプリに登録して、女性とランチしたり、
電話で会話するなんて1年前の自分では考えられませんでした。

現在マッチしている他の女性に対しても「またランチしなきゃならんのか…」と
気が重くなってしまい、最初の挨拶文すら遅れていませんでした。
アドバイス通り、まずは「挨拶文を送れたらOK」くらいに考えて、
数をこなしていこうと思います。

アドラー心理学にこんないい言葉があるとは知りませんでした。
自分の成長を基準に頑張ろうと思います。

お忙しい中、こんなにも早く回答をくださり、感謝しております。
神崎様もお体に気をつけて、これからもブログ運営頑張ってください。
楽しみに記事を読まさせていただきます。

◯◯