デートにおけるトーク力の上げ方と鍛え方
についてお話しします。
目次
1.島田紳助は言った。「人が知っていることを、知る必要はない」
島田紳助は、吉本NSCで語ったセミナーにおいて、
「人が知っていることを、知る必要はない」
と語っています。
人が知ってることは、知る必要ないのよ。
誰でもできることは、誰かに頼んだらええのよ。
俺たちは、誰にもできへんことをせなあかん。
だから、
『知識のドーナツ化』
やねん。
誰でも知ってる真ん中はいらんねん。
誰も知らんことを喋らなあかんねん。
テレビというもんは。
あるやろ?
俺らが知ってるようなことをテレビでゆっくり喋ってるの。
「早よ喋れ。分かってんねん。ウザイねん。」
って思うやん。
「へえ〜!!」
って思わさなあかんねん。
若ければ若いほどええねん。
「何でお前そんな知ってんねん!」
ってみんな言ってくれんねやから。
学校の勉強なんて役に立たへんねん。
勉強で賢いこと言われても、みんな
「へえ〜!!」
って言わへんよ。
『しいたけ』を熱く語られてみ?
「お前、すげえな!!何で知ってんねん、お前!!」
ってなんのよ。
そっちの方が、人は絶対興味持つのよ。
他の男が知っていることなんて、知る必要ないのです。
「デート 話題」と検索すると、
- 食べ物
- 最近のドラマ、映画
- ファッション
- 芸能ニュース
を話しましょう、みたいな記事がズラズラ出てきますよね?
ですが、こんな話題は
「誰でも知っている話題」
「早よ喋れ。分かってんねん。ウザイねん。」
という話題なのです。
あなたがPairsのデートでやらなければいけないのは、
「女の子を笑わせること」
「女の子から感情的な反応を取ること」
です。
「そうそう!よく知ってるね!私もそれが好きでね!この前も・・・」
「えー!何で知ってるの!そう、あれ、めっちゃ良いよね!すっごい好き!他の作品も・・・」
と、相手の会話にエンジンをかけるのが仕事です。
女の子に、
「何でお前そんな知ってんねん!」
って言わせなければいけないのです。
相手の心に火をつけなければいけないのです。
分かりますか?
だからこそ、
「あなたがターゲットとする属性の女性が好きなアーティスト」
「あなたがターゲットとする属性の女性が好きなイケメン俳優」
に関する話題を本気でインプットすることが大事なのです。
話題のインプットに関しては、
で話しています。
2.トークの基本は「共感」と「フリ・オチ」
「トーク力を上げたい」
と漠然と考えていても、トーク力は上がっていきません。
トーク力を磨くということを細かくブレイクダウンすると、
- 共感できる話題を意識する
- フリ・オチを意識する
の2つに分けられます。
2.1.共感できる話題を意識する
相手になじみの深い話題を選んでください。
究極的には、
「女の子自身の話」
です。これが、最も高反応が取れる話題です。
想像もつかない広い話(例:哲学、学問)
身の上話(例:あなたの仕事の話、あなたの家族の話)
をしても興味がわかないです。
あなたも経験あると思いますが、女の子としゃべっていて、
「そうなんだ…」
「へえ…すごいですね〜」
と、乾いたリアクションしか返ってこなかったことありますよね?
その理由は、これです。
「相手から遠い話題を選択しているから」
です。
サイバーエージェントの藤田社長の本で、
『人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない』
という本がありましたが、その通りです。
「女の子はあなたが期待するほど、あなたのことに興味がない」
ということを頭に入れておけば、いかに身の上話をすることがヤバいかということが分かりますよね?
(もちろん、アイスブレイクの一環として、「自分の恥ずかしい部分」をさらすのは重要です。ですが、それも、最終的には、「相手がしゃべりやすい空気を作る」という目的のもと行うだけで、ずっと身の上話をしていたら、それはただのオナニーです。)
2.2.女の子が出してきた話題はすべて「フリ」
女の子が出してきた話題はすべて「フリ」と考えてください。
私の考える『ユーモアを出すコツ』は、
「女の子が出してきた話題をフリと考え、相手の感情を話題にする」
ということです。
男女にかかわらず、人間は自分の話を話題にされることがが大好きです。
「自分自身の話題」
というのは、本当に簡単にカンタンに笑いが取れます。
めちゃくちゃカンタンに高反応が取れます。
では、具体的に、どのようにユーモアを作っていくかというと、
というように作ったり、あとは、
というように作ったりします。
このように、女の子が出してきたフリに対して、
「相手の感情を話題にする」
というオチをつけています。
この会話の作り方が一番カンタンですね。
「相手がどう思ったのか?」
「相手がどう反応したのか?」
「相手がなぜ嫌いなのか?」
というオチをつけていけば、簡単に高反応を取ることができます。