受講生の話を聞いていると、デートでの会話のネタに困っているご様子。
「目の前の女性を笑わせるって、一体どうやるんだよ…」
「イジり合える関係作らなきゃいけないのは分かったけど、どうやってトークで相手を楽しませればいいんだよ…」
という感じですね。
そこで、今回は、
- ナンパ師はどのように会話のネタをインプットしているのか?
- ナンパ師はインプットした会話のネタをどのように使っているのか?
について、ジーマーミーに語っていくこととします。
今日の話を聞くと、
「うわ、やべえ、俺デートの会話について何も考えてなかったわ…」
という非常にブルーな気持ちになると思います。
( ´ ▽ ` )
目次
1.あなたは女性が好きなモノを知らなさすぎる
哲学者エマーソンの言葉を借りるなら、
『恐怖は常に、無知から生まれる。知識は恐怖の解毒剤である。』
となりますが、あなたが女の子と話すのが怖いのは、
「女性が好きなモノを知らなさすぎるから」
です。一言で言えば「勉強不足だから」です。
モテる男がさらにモテるという、正のループを生み出す一方で、モテない男はさらにモテないという、負のループを生み出す理由はココにあります。
モテる男は女と接してきた時間が長いわけですから、会話の中で、
「ああ、こういうの好きなのか…」
「こういう話題に反応するのか…」
という経験値が自分の中に蓄積されていくわけです。そして、その蓄積されたインプットによって、会話を盛り上げるのがラクになり、その次に会った女性も口説きやすくなる。
一人目に遊んだ女の子が話していたネタを、二人目に会う女の子との会話でも使いわ回せるわけです。
でも言いましたが、基本的に会話のネタに困っているメンズを見て私が思うのは、インプットが少なすぎるんですね。
2.ナンパ師は女性のリサーチの次元が違う
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
という孫子のおっさんの言葉の通り、敵について知りまくれば絶対勝てるわけです。
絶対は言い過ぎましたが、少なくとも勝てる確率は上げられますよね。
ターゲットとしている女性が
- どんなアーティストが好きか?
- どんなファッションブランドを着ているか?
- どんな街で買い物をするか?
といったことを分かっていないと、作るべき見た目も、覚えるべき会話のネタも決まってきません。もちろんあなたが経験値を積んでいった後は、
- 男女話
- 悪共有
といった普遍的なテーマで会話を盛り上げることができるようになるので、属性を飛び越えて口説けるようにはなります。
ただ、最初はターゲットを絞るべきです。
実力のあるスト師は、ターゲットの属性の女性が好きな雑誌を毎月買って情報収集しています。もっとすごいのだと、ターゲットの女性よりずっと男性アイドルに詳しくなってるスト師もいます。
美女とひとくくりに言っても、
- 渋谷109に出入りしているギャル
- 表参道シティショップを出入りしているギャル
は服もファッションも聴く音楽も全然違います。だいたい服の単価によって女性が出入りする街は決まってきますが、とにかく女性にも属性があるわけです。
我々が狙っていくのはPairsに参加している女性ですから、
- 池袋のバンギャ
- 原宿系ギャル
などは参加していないわけです。参加していたとしても、この層に対して、黒髪短髪の見た目は刺さりません。よって、
- 池袋のバンギャ
- 原宿のギャル
などは捨てるべきです。そもそもこういう層はPairsなどはやらずに、ぎゃるるとかtinderとか、そういうアプリに流れている印象だけどね。
つまり、Pairsに参加している美女を狙うことを考えた場合、V系やアニソンを勉強するよりも、ジャニーズについて詳しくなった方が、ずっと会話のネタとしては使えるわけですね。
3.ナンパ師はどのように会話のネタをインプットしているのか?
会話のネタをインプットしていくにあたって、一番大事なのは、
「誰をターゲットにするのか」
です。
女性と一言で言っても、そこには実にさまざまなタイプの属性の女性がいます。要は、ポケモンですよ、ポケモン。
あなたは、フリーザーを捕まえようとしてるんですか?ファイヤーを捕まえようとしてるんですか?サンダーを捕まえようとしてるんですか?
っていう話です。何を捕まえるか分かってないのに、会話のインプットなんてできまへん。
さて、あなたはPairsを実践中かと思いますが、Pairsのアプリの特性から考えるに、参加している女性は
「18〜28歳の女子大生・OL・フリーター」
ですね。
そして属性ですが、女性誌で言うなら、
「Ray・non-no・JJ・SWEETを読んでいる層」
です。JERRYを読んでいるギャルは参加していませんし、KERAを読んでいる原宿系ギャルも参加していません。(まあもうKERAは終刊したけど)
ちなみに日焼け筋肉2ブロの見た目が刺さる層は、JELLYを読んでいるギャルですよ。まあ、JELLYを読んでいるギャルであっても日焼け筋肉2ブロが刺さるのは少数ですけどね。
だから、
Pairsでガチで成果を出したいなら、Rayかnon-noを毎月買うのをオススメしますよ。
神崎的にはRayが一番Pairsの層に近い気がします。ここで、エロ神様が女性誌の読み方をお教えします。私が女性誌を買って、どこを読むのかと言えば、
「女性誌に出ている男性芸能人」
です。
例えば、Rayを買ってきたとしましょう。
そしたら、まず読むべきは
「野郎」が出ているページ
です。女性モデルが出てるページはどうでもいいので、すっ飛ばして、我々が見るべきは「野郎」が出ているページです。オンナのページではなく、野郎ですよ。YAROU。まずは野郎ページを探しましょう。
そして、チェックすべきは
- 女性誌に出ている男性芸能人はどんな髪型、ファッションをしているか?
- 女性誌に出ている男性芸能人はそもそも誰なのか?どんな作品に出ているのか?どんな曲を歌っているのか?
です。
当たり前ですが、Rayを読んでいる女性というのは、
「Rayに出てくるジャニーズ・イケメン俳優の隣を歩きたい」
と考えています。
同じように、シルクラボを見ている女性というのは、
「シルクラボに出てくるイケメンとセックスしたい」
と思っています。
基本的に女性向けに出されている媒体に出てくる男の見た目が「正解」です。
今、手元にRayの12月号がありますが、
- Kis-My-Ft2玉森裕太
- 三浦春馬
- 中尾暢樹(なかおまさき)
が出ていました。
(ほら、だからKis-My-Ft2勉強しとけ言うとるやんけw)
てか、デートの会話ネタに困ってるなら冗談抜きでYouTubeでキスマイブサイク見まくればいいと思う。この番組嫌いな女はいないぞ、マジで。
神崎さんがここで注目するのは、NEXTブレイクで出ていた中尾暢樹(なかおまさき)です。私も今これを読むまで知りませんでしたが、Wikiを見るとD-BOYSのメンバーのようです。そして、11月11日に『一礼して、キス』という映画が上映されるそうです。
そして、こういうのを読んで、
「『一礼して、キス』っていう少女漫画を実写化するのか。これはデートの会話のネタに使えるな」
と判断して記憶しておくんです。
こうやってガチイケメンのお力を借りて、私はスト高とイチャこらしてるわけですね。はあ、なんて涙ぐましい努力なんざましょ。
神崎さんは日経新聞の読み方はさっぱりピーマンですが、女性誌の読み方に関しては精通しているのです(キモい)
4.ナンパ師はインプットした会話のネタをどのように使っているのか?
さて、ここまで
「デート会話ネタの具体的なインプット方法」
をお伝えしてきましたが、問題は「使い方」ですね。
当たり前ですが、アウトプットを意識しないインプットには何の価値もありません。いくら女性誌を読み込んだとしても、美女が口説けないのであれば、ただオカマに一歩近づいただけです。
ここからは、
「インプットしたネタのデートでの具体的な使い方」
について話します。
例えば、あなたがYouTubeで『キスマイBUSAIKU!?』を見まくって、Kis-My-Ft2についてインプットを増やしたとしましょう。
そのKis-My-Ft2ネタをPairsのデートでどのように使うかというと、1回目のデートでまだ会話がよそよそしい時に、
「最近、YouTubeで『キスマイBUSAIKU!?』見るのハマってる笑」
と話を振ります。すると、90%ぐらいの女性は、
「え!私も見る!笑」
という反応が返ってきます。そしたら、あとは、
「え、キスマイの中なら誰?笑」
というトークを展開して、
「え〜やっぱり、たいぴーかな。笑」
とかいう反応が返ってきたら、
「ああ〜わかる。笑 俺もたいぴーがいい。笑」
と言って、
「え、男が好きなの?笑」
みたいな反応を引き出して、
「いや、そういうわけじゃないけどw」
とイジり合える関係を作るための受け身会話を繰り出して、
「え、だって普通男の人、キスマイブサイクとか見ないでしょw」
という反応を待って、
「男だって『キスマイBUSAIKU!?』見ていいだろw」
みたいに返していって、徐々にイジり合える関係を作っていきます。インプットしたネタはこういう風に使います。
何度も言いますが、デート会話の目的は
「イジり合える関係を作ること」
です。
そして、そのために
「相手に自分をイジらせ…自分が相手をイジり…」
というステップが必要になるわけですが、最初のファーストステップは
「相手の女性を笑わせる」
というステップです。相手の女性を笑わせるというと、どうも男は「トーク力で笑わせる」という意識になってしまいがちですが、全然そんな必要ないですよ。女性が好きなモノ(ジャニーズとか)についてちょっと詳しいだけで、
「えっ?w何で知ってるの?w」
「詳しいねwゲイ?w」
という反応が取れるので、別にトーク力なくても笑いは取れます。
私はずっとストってましたが、トーク力はクソです。でも、何で私が女性とイジり合える関係を作れるのかといったら、
「女性が好きなモノを調べまくってるから」
です。
会話のネタでジャニーズを選んでいる時点で、他のPairs参加者とは圧倒的な差をつけているわけですね。デート前の準備の時点で圧倒的な差がついているわけですね。
5.テレビの司会者がゲストについて調べるのと同じ
デートの会話ネタのインプットは、
「司会者がゲストについて調べる」
というイメージです。
司会者は番組を盛り上げる必要がありますが、主役ではありません。主役は番組に出るゲストですよね。
デートでの会話もまったく一緒です。会話の主役は「女性」です。我々は会話を盛り上げる義務がありますが、主役ではありません。
「相手の女性が気持ちよく、楽しく喋るための場を提供する」
「そのための地ならし、前座、ウォーミングアップ、アイスブレイク」
という意識ですね。
司会者も番組を盛り上げるためには、ゲストのエピソードやゲストの業界の話をある程度リサーチしないと話にならないでしょ。一緒一緒。
かといって、リサーチしたことを自慢げに発表してたら、それは意味ないですよね。一緒一緒。
デートにおいて一度女性が話し始めれば、向こうが勝手にベラベラ喋ります。我々は相手の女性が話すのにノってくるために、起爆剤を放り込むのが仕事です。
BBQで最初に火を起こす時にぶっかける着火剤みたいなものです。チャッカマンです。チャッカマン。
何の準備もしないまま、デートに行ってる巷のPairs参加者の男はどういうトークを繰り広げているかというと、
「週末とか何やってるの?」
「どんなタイプの人が好きなの?」
と、どストレートのデッドボールをひたすら女の子にぶつけ続けています。
男女話に持っていきたいからって、
「どんなタイプの人が好きなの?」
なんて切り出し方は最悪ですよね。
わびさびというものを知らんのか、わびさびというものを。
まったく…( ´Д`)y━・~~