5W1Hって知っていますか?
知っていますよね。
- いつ(When)
- どこで(Where)
- だれが(Who)
- なにを(What)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
という6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントのことですね。
実はこれには「有効な順番」というのがあって、
- Why(何のためにやるのか)
- How(どのようにやるのか)
- Who(誰がやるのか)
- What(何をするのか)
- When(いつやるのか)
- Where(どこでやるのか)
という順番があるのです。
これを恋愛に置き換えると、こうなります。
- Why(なぜデートで会話をするのか?)
- How(どのようにしゃべるか?)
- Who(誰がしゃべるのか?)
- What(何をしゃべるのか?)
- When(いつしゃべるのか?)
- Where(どこでしゃべるのか?)
まず、1番目の「Why(なぜデートで会話をするのか?)」ですが、これは当然、
「イジり合える関係を作るため」
です。
「え?何でイジり合える関係を作らないといけないの?」
と思った人は、
をしっかり読んでください。
次に、2番目の「How(どのようにしゃべるか?)」ですが、これは、
- ノリ
- テンション
- 笑顔の多さ
があてはまります。
3番目の「Who(誰がしゃべるのか?)」ですが、これは、
- その男がどんな清潔感をしているか?
- その男がどんな髪型をしているか?
- その男がどんなファッションをしているか?
が当てはまりますね。いつも私が言っていることで、どんな見た目をした男がしゃべるかで、言葉の意味が変わるということです。
4番目の「What(何をしゃべるのか?)」ですが、これは
- 相手のことを話題の中心に置いているか?
- 相手が好きなものを話題の中心に置いているか?
- 相手が反応しやすい「目の前にあるもの」を話題の中心に置いているか?
ということが当てはまりますね。
5番目の「When(いつしゃべるのか?)」と6番目の「Where(どこでしゃべるのか?)」は割愛します。優先順位が低いので「どうでもいい」ということです。
さて、今日お話ししたいのは、
デート会話では「何をしゃべるか」より「どうしゃべるか」の方が重要
ということです。
目次
1.What(何をしゃべるのか?)よりもHow(どのようにしゃべるか?)の方が重要
デートにおける会話では、
What(何をしゃべるのか?)よりもHow(どのようにしゃべるか?)の方が重要
です。
これは多くのナンパ師もよく分かっていない視点なので、覚えておくと良いですよ。
上の優先順位でも「What(何をしゃべるのか?)」が4番目であるのに対し、「How(どのようにしゃべるか?)」は2番目ですよね。
しかし、多くのナンパ師を含めたほとんどの男は、「How(どのようにしゃべるか?)」よりも「What(何をしゃべるのか?)」に注力しています。
でも、実際は情報伝達の有効な順番が示す通り、
「How(どのようにしゃべるか?)」の方がずっと重要
なのです。
具体例をあげて説明しましょうか。
ほとんどのナンパ師は声かけのときに、
「第一声に何を言うか」
ばかり考えています。つまり、
「What(何をしゃべるのか?)」
ばかり悩んでいます。
しかし、本当に重要なのは、
「How(どのようにしゃべるか?)」
なのです。
- ノリ
- テンション
- 笑顔の多さ
がうまく表現できていれば、別に「この辺でペンギン・・・」とか変なこと言わなくても、フロント5mぐらい手前から相手の視界に入ってから、
「おつかれ!」
と声をかけていくだけで、普通にビタ止めできます。
声かけが上手いのは、風俗とホストのキャッチ
です。
今度歌舞伎町に行った時に見てもらえれば分かりますが、彼らは横からいきなり声をかけることは絶対にしません。
なぜなら、
「びっくりされて、無条件で拒否されるから」
です。
特に風俗のキャッチの動きは非常に勉強になりますよ。目当ての団体の男性グループを見つけたら、まず団体の進行方向10m前までダッシュしています。そして、待ち伏せするような形で、5mぐらい手前から、
「さっ!!おっぱいはいかがっすか!!」
と声をかけています。
ここで、重要なのが、
- 進行方向に先回りして、フロントからアプローチしている
- いきなり声をかけてびっくりされないように、5mぐらい手前から声をかけている
という2点です。
まず1つ目の
「進行方向に先回りして、フロントからアプローチしている」
ですが、ナンパにしろキャッチにしろ、サイドやバックから声かけするのは「自信のなさの表れ」です。進路さえ妨害しなければ、条例違反にはなりませんので、フロントからアプローチするのが吉です。
出川が昔、イッテQの出川イングリッシュの中で、河北麻友子に、
「人は前から堂々と声をかけられたら、断れないから」
と言っていましたが、まさにその通りです。サイドやバックから声をかけるから断られるのです。これを分かっている
- 出川哲朗
- 風俗のキャッチ
- ホストのキャッチ
は必ず前から声かけをするのです。
次に2つ目の
「いきなり声をかけてびっくりされないように、5mぐらい手前から声をかけている」
ですが、非常に重要な視点です。
スト師がシカトされる理由として多いのが、
「いきなり声をかけられたことにびっくりして、イライラしてシカトする」
というパターンです。だから風俗のキャッチは
1.客の視界に入る
2.手を動かしながら声をかける
という順番で声をかけているのです。
・・・あれ、これ何の具体例だっけw
あ、そうそう、
つまり、
「How(どのようにしゃべるか?)」の方がずっと重要
なのです。
「What(何をしゃべるのか?)」なんて、風俗のキャッチも、ホストのキャッチもスト師も重要視していないのです。
2.デート会話でも「How(どのようにしゃべるか?)」が重要
「おれはナンパもしないし、キャッチもしないから関係ないわ」
と思うかもしれませんが、それは違います。声かけの会話と連れ出し後の会話が明確に分離されているわけがありません。同じ一直線上の延長線上です。
あなたがPairsのデートで一番意識しなければいけないのは、もちろん
目の前の女の子を笑わせること
ですが、それを達成するために意識すべきは、
「What(何をしゃべるのか?)」ではなく、「How(どのようにしゃべるか?)」
なのです。
ほとんどの男は「目の前の女の子を笑わせたい」と考えた時に、
「What(何をしゃべるのか?)」
ばかりに気を取られます。だからこそ、
「このフレーズを言え!」
「この質問を投げろ!」
という情弱ホイホイのような恋愛商材が売れるのでしょう。
ですが、女の子を笑わせるタメに本当に重要なのは、
「How(どのようにしゃべるか?)」
なのです。具体的に言えば、
- ノリ
- テンション
- 笑顔の多さ
なのです。
結果の出ているスト師はこれを分かっています。ナンパに夢を見ている残念な人は、これを分かっていません。
3.How(どのように会話をするのか?)はどのように学ぶのか?
デート会話では、「How(どのようにしゃべるか?)」つまり、
- ノリ
- テンション
- 笑顔の多さ
が一番重要ということをお伝えしましたが、ここであなたが疑問に思うのが、
「どんなノリにすれば良いのか?」
「どんなテンションにすれば良いのか?」
「どれぐらい笑顔を多くすれば良いのか?」
という点ですよね。
結論から言うと、
「ロンドンブーツの淳のノリ、テンション、笑顔の使い方をモデリングするのが一番良い」
です。
ロンブー淳がいかにすごいかは
をご覧ください。
「淳のマネをしろ!」と言うと、あなたは
「あんなチャラい話し方するの?」
「俺のキャラじゃないし…」
とどうせ言うのでしょうが、今までと同じやり方で違う結果が出るわけないでしょう。何かを変えなければ、違う結果は生まれないでしょう。
まずほとんどの男が勘違いしているのが、
「チャラいトークができないと、真面目なトークも活きてこない」
ということです。
ストレートを速く見せるためのスローカーブやフォークを持っておかないと、バッターは打ち取れません。ストレートゴリ押しでは打ち取れません。
女の子のタイプと属性に合わせて、
- 真面目
- まあまあチャラい
- めちゃくちゃチャラい
とテンションを合わせることができないと、辛いものがあります。
あと、真面目なトークなんてはっきり言ってバカでもできるので、チャラいトークもできるようにならないと、スト高をゲットするのは無理です。
「真面目」というのは「取り柄がない」と言われているのと一緒ですからね。
「チャラくて軽いけど、面白いしノリが良い」
というのがめちゃくちゃ大事です。女の子からしたら、真面目一本はつまらないし、怖いし、不安になるだけです。
4.人は自分の体を思った通りに動かせない
ロンブー淳の出ているTV番組やトーク番組で、
「淳がどのように女の子としゃべっているか」
を注目し、
- 淳と同じようなノリ
- 淳と同じようなテンション
- 淳と同じような笑顔の使い方
の練習をしてください。
できれば鏡に向かって練習するのが良いでしょうね。ゲシュタルト崩壊しない程度に。ナンパで自分の音声を取ると、自分の声のキモさにドン引きします。声のトーンのキモさにドン引きします。
武井壮が「オトナの学校」で、
「人は自分の体を思った通りに動かせないから、まず思った通りに体を動かす練習が必要」
と言っていましたが、デート会話でも全く同じです。
- 淳と同じようなノリ
- 淳と同じようなテンション
- 淳と同じような笑顔の使い方
というのは、自分の頭の中ではできているつもりでも、
・ノリが不自然だったり、
・テンションがズレていたり、
・笑顔が変だったり、
ということが必ず起こります。だからこそ、アホみたいだと思うかもしれませんが、鏡に向かって練習するのです。