「なぜヤリチンは女とヤレるのか?」
「なぜはぐれ刑事純情派は女とヤれないのか?」
この問いに対して、私は一つの明確な答えがあります。
巷のクソ恋愛コラムニストは、
「女は、男の笑顔に惹かれる」
「女は、男の強引さに惹かれる」
「女は、男が何かに打ち込んでる姿に惹かれる」
などの「あたり前体操」を披露するのがせいぜいでしょうが、私には明確な答えがあります。
目次
1.答えは「ダークな話題を話せるかどうか」
なぜヤリチンは女とヤレて、はぐれ刑事純情派は女とヤれないのか?
それは、
「ダークな話題を話せるかどうか」
です。
結論から言いましょう。
ヤリチンは、女とダークな話題を話せるんです。はぐれ刑事刑事純情派は、女とダークな話題が話せないんです。
あなたは落としたい女とデートでこういう話題を話せますか?
- 最近口説いてきた男のLINEがめっちゃキモかった話
- 職場の上司のセクハラがマジで気持ち悪い話
- 元カレと付き合っていた時に、一度他の男とヤっちゃった話
- 相席屋に行った時に一緒の席になった男の見た目がクソダサかった話
たぶん、ムリでしょ?
というより、
「えっ、話そうとしたこともないんだけど…」
というのが正直なところでしょうね。
しかし、世の「ヤリチン」と呼ばれる男たちは、口説いてる女とこういう話題を平気でします。確実にしています。(だいたいヤリチンは、非モテを悪共有で話のネタにして、女を抱いています)
これに加えて、
- 「職場の同僚のケンカしすぎて一切口を聞いてない」などの職場の愚痴
- ジャニーズ、V系、Kpop、アロマディフューザー、ホットヨガなどの女が好きな話
など、とにかく話せる話題のキャパが広いんです。ストライクゾーンが広いんです。できる話題が広いのに加えて、話題が深いんです。
(ちなみに、ここでいう深い話題とは、「将来の話、仕事の身の上話」では決してないので、誤解しないように。「深い話題=ダークな話題」である。「将来の話、仕事の身の上話」を真剣にし始めた瞬間、落とせる確率はゼロになります。ギラついた瞬間、「そんな人だとも思わなかった」と言われます。告白した瞬間、「友達としか思えない」と言われます。この辺は間違えないように。)
一方、はぐれ刑事純情派ができる話題というのは、
- 「どんな仕事をしているか?」などの仕事の話
- 最近ハマっている趣味
- 学生時代の部活の話
ぐらいでしょう?
話題の広さもなければ、話題の深さもない。まるで水たまり。水溜まりボンド。
「はいどうもー水溜りボンドです〜お願いします〜」
「さあね、今日はPairsの初デートということなんですけども、土日とかは何をしてるんですか?」
「おお〜買い物ですか〜!買い物僕も行きますよ〜たまに行くと気分転換になっていいですよね〜」
「最近は何を買われたんですか〜?」
「おお〜靴を買ったんですね〜!僕もそろそろ靴を買わないとな〜なんて思ってますけども〜」
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こんな奴としゃべってて、誰が楽しいんだよ。
2.ダークな話題を話せれば、会話に刺激が生まれ、イジり合える関係を作りやすくなる。
「ヤリチンがなぜすぐ女を口説けるのかというと、イジり合える関係を作るのが早いから」
という話をしましたが、なぜヤリチンがイジり合える関係をすぐ作れるのかというと、
「ダークな話題ができる関係性を作るのが早いから」
です。
私がなぜイジり合える関係を作るのが早いかというと、ダークな話題をボンボンするからですね。
もちろん、いきなりダークな話題はしませんよ。デートの序盤では、
で書いたSMAPの中居君のように、自分のコンプレックスや情けない話をネタにして、アイスブレイクをします。
そして、女性の笑い反応が取れたら、次に行うのはダークな話題のジャブをちょっとずつ打ってみることです。
私の頭の中での理想は、
神「最近、口説いてきた男の中でヤバい奴いた?」
♀「ヤバい奴はいないけど、一個のLINEがめっちゃ長い人はいた笑」
神「マジで?どんな感じ?笑」
♀「なんか、『この前はあまり良いところ行けなくてごめんね汗 次は好きなところ行こうね〜!』みたいなのが続く感じ。笑」
神「なるほどね。笑 吹き出しの四角が画面を埋め尽くしてる感じね。笑」
♀「そうそう笑 めっちゃスクロールしないと全部見れないみたいなw」
こういう会話の流れに持っていきたいんですね。
だから「最近、口説いてきた男の中でヤバい奴いた?」などのジャブを打っていくんです。私の経験上、ダークな話題ほどイジり合える関係を作りやすい話題はありません。
まあ、ナンパ師界隈では「悪共有」と呼ばれるテクニックなので、それほど珍しいテクニックではないですけどね。
- 最近口説いてきた男のLINEがめっちゃキモかった話
- 職場の上司のセクハラがマジで気持ち悪い話
- 元カレと付き合っていた時に、一度他の男とヤっちゃった話
- 相席屋に行った時に一緒の席になった男の見た目がクソダサかった話
といったダークな話題ができるようになれば、イジり合える関係を作るスピードはぐっと加速します。
全然違います。
ダークな話題には「刺激があるから」です。
はぐれ刑事純情派が話す、
- 「どんな仕事をしているか?」などの仕事の話
- 最近ハマっている趣味
- 学生時代の部活の話
といった話題は刺激がないんですよ。刺激が。
こんなの田舎のおばあちゃんと話す話題でしょ。いい年した男女が話す話題じゃないでしょ。
「目の前の女を笑わせる、楽しませる」というベクトルを保っていれば、話せる話題の手札の一つに「ダークな話題があるかどうか」で全然違います。
3.大事なのは「ダークな話題もできるような関係性を作る姿勢」
「でも、俺は女性経験が少ないから、『口説いてきた男のLINEがめっちゃキモかった話』とか話すのムリだよ・・・」
って言いたいんでしょ?
違うよ。違う。
全然分かってない。
女性経験が多いとか少ないとかが大事なんじゃなくて、大事なのは、
「デートでダークな話題もできるような関係性を作る姿勢」
です。
ダークな話題というのは、男女話だけに限りません。
- 職場の同僚の女がムカつく話
- 仕事で上司の指示の仕方がムカつく話
- 使えない新人が入ってきて、指導が疲れる話
とか、いくらでもあります。そもそも、
- 職場の上司のセクハラがマジで気持ち悪い話
とかだったら、女性経験がなくてもできる話題でしょ?
大事なのは、
「この子からダークな話題を引き出そう」
という姿勢ですよ。
会話に深さを求める姿勢ですよ。深い話題ができなければ、イジり合える関係なんて一生作れないですからね。そして、ダークな話題を引き出すために、自分もダークな一面をさらけ出すんです。イイかっこしようとしない。
口にはしなくても、
「お前が口説き方が下手な男に対してムカついてること、恋愛○学かじってダサい見た目でイジってくる男にムカついてること、職場のハゲたキモい上司にムカついてること、俺は全部わかってるよ。」
という前提を持った上で、
「職場の上司はどんな感じ?ムカつく?笑」
と、ダークな話題のジャブを打っていくんです。反応をチェックしていくんです。
(だいたい、デートでダークな話題を出さない男って、自己中なんですよね。「自分がよく思われたい」という意識が強すぎて、ダークな話題を出さないわけでしょ?ダークな話題を出して「女の子も気兼ねなく何でも話せる空気を作ろう」という発想はないのかね?ダークな話題を出したからって「うわ、この人性格わる。会うのやめよう。」とはなりませんよ。むしろ「ああ、この人気遣わなくていいから、楽だわ。」という気持ちになりますよ、相手は。)
とにかく、ヤリチンと真面目君を分かつものは
「女とダークな話題を話せるかどうか」
ということを脳髄に染みわたらせてください。