【第2弾】Pairsのデートに着ていくべき冬コーデの具体例とその作り方

あなたが美女から

「あの人オシャレ」
「分かってる」
「遊びなれてそう」

と思われるためのコーディネートを紹介しましょう。

  1. なぜこのコーデが良いのか?
  2. どのようにこのコーデを作れば良いのか?

を含めて解説いたします。

Pairsのデートに着ていくべき冬コーデの具体例とその作り方がなかなか好評だったので、第2弾やることにしました。

これから紹介するコーデは、

表参道のど真ん中を歩いても、恥ずかしくないコーデ

です。

表参道のキャットウォークでもバリバリ通用します。美女連れて表参道を歩くのは本当に楽しいですよ。もうチラッチラ見られるからね。

「えっ…何であいつが…」

みたいな目でめっちゃ見られます。女連れてる男も見てくるのが非常に愉快。笑

1.お手本にすべきコーディネート

こちらが、あなたがお手本にすべきコーディネートです。

100点のコーディネートです。これぞ洗練されたシルエットです。

サイズ、シルエット、色使い、全ての分野で文句のつけどころがありません。肩で風を切りながら、表参道を歩けるコーディネートです。

詳しく見ていきましょうか。

このコーデで使っているアイテムは、

  • チェスターコート(グレー)
  • オフタートルネック(白)
  • スキニージーンズ(黒)
  • スタンスミス(白)

というコーディネートですね。

このコーデのどこが素晴らしいのかというと、

サイジングが完璧だから

です。

まず下半身から見ていきましょう。

ボトムのスキニージーンズ(黒)ですが、

  • くるぶし丈で裾上げして、ノークッションにしている
  • ふくらはぎのシルエットが綺麗に出るようなジャストサイズを選択している

という2点のポイントを完璧に満たしています。

そして、靴はスタンスミス(白)を選択しています。

スニーカーはカジュアルに属するものですが、MB氏が

【オススメスニーカー第二回目】スタンスミスとジャーマントレーナー!!クラシカルなスタイルと相性抜群!!正しいスニーカーの合わせ方!!

で、

スタンスミスはこういったオーセンティックでクラシカルなスタイルと相性良いです。
スタンスミス自体がクラシカルなスポーツテイストなので。

と指摘するように、スタンスミス(白)はドレススタイルのカジュアルダウンに抜群の相性の良さを発揮します。

黒スキニー×スタンスミス(白)

は相性抜群なのです。

相性抜群な上に、このコーデではサイジングが完璧ですから、靴とパンツの時点で、このコーデはそこらに歩いている人よりもずっと洗練されているのです。

全体のシルエットは

  1. 髪型
  2. パンツ

でほぼ決まります。あとはオマケみたいなものです。

スタンスミス(白)は高級靴ではありませんが、プライベートで履く靴としては安くはない靴です。しかし、ここでケチらずにスタンスミス(白)を選んでいることが重要なんです。

中村一八の知心コラム「スーツの靴」

世界一のおしゃれ好きといわれるイタリア人といえども、ノーブランドの安価なスーツを着ているビジネスマンは少なくありません。しかし、靴はきわめて上質で、手入れが完璧にゆき届いています。

数年でダメになるスーツよりも、一生履くことができる靴に投資する方が、はるかにコストパフォーマンスが高いということを知っているからです。

おもしろいことに、30万円以上の高価なスーツを身につけていても、靴が貧相であれば、全体の印象はみすぼらしくなります。

とありますが、まさにその通りです。

トップスが総額30万円だったとしても、5000円の靴を履いているだけで全てがパーです。一気に全体の印象を悪くします。

何が言いたいかというと、このコーデでは、靴とパンツの時点で、その他のコーデと圧倒的な差がついています。

次にアウターを見ていきましょう。

このコーデでは、

オーバーサイズ気味のチェスターコート(グレー)

を着ています。

オーバーサイズ気味のチェスターコートを着ているのには、きちんとした理由があります。

  • トップス=大きい
  • ボトム=細い

のYシルエットを作り出すためです。

MB(2015)『最速でおしゃれに見せる方法』扶桑社のP.46に

形は「I」「A」「Y」で整える

シルエットにまで気を配って服を選ぶ男性はほとんどいないと思います。そのぶん、少し気配りをするだけで、俄然おしゃれに見せることができる重要なポイントです。

「I」ラインシルエットとは、上下ともに細いシルエットになります。トップスもボトムスも細いアイテムを使ったコーディネートです。

続いて「A」ラインシルエット。こちらはトップスが細め、ボトムスがゆるめのアイテムを使ったコーディネートです。

最後に「Y」ラインシルエット。「Y」は「V」とも形容されることがあるのですが、トップスがゆるめ、ボトムスが細めのアイテムを使ったコーディネートです。

MB(2015)『最速でおしゃれに見せる方法』扶桑社 P.46

とありましたよね。

P.100では、

まず鉄則として、ロングコートはスキニーパンツなどでスッキリ細めの下半身をつくると覚えておいてください。(中略)

ボトムスのつくり方を徹底してロングコートに合わせれば、驚くほど大人っぽくキレイな印象をつくれます。初心者だからまずはスダンダードなジャケットやブルゾンではなく、初心者こそ冬は真っ先にロングコートを手に入れてください。

MB(2015)『最速でおしゃれに見せる方法』扶桑社 P.100

とありました。

このコーデは「Y」シルエットを選択しているのですが、その「Y」シルエットを強調するために、

  • トップスのチェスターコート(グレー)はオーバーサイズ気味に着る
  • ボトムのスキニージーンズ(黒)はふくらはぎのラインが出るようにギリギリまで細くする

というこだわりを発揮しているため、強烈に洗練された「Y」シルエットを実現しているのです。

このコーデが優れているのは、これだけに留まりません。

【チェスターコート?ステンカラーコート?】ロングコートの着こなし、合わせ方、トレンドを徹底解説!!アウターの基礎知識その2

にもありますが、チェスターコートの最大の弱点は

「首元が寂しいこと」

です。そのまま着るだけでは、顔まわりが寂しい印象を与えてしまいます。

そこで、重要なのは、

スヌードや大判マフラーを巻いて、首元にボリュームを与える

という技です。

チェスターコートを着るときは、首元をカバーする

というのが鉄則です。

このコーデでは、どのように首元をカバーしているのかというと、

タートルネック

で首元をカバーしているのです。

このコーデは、アウターのサイジングだけではなく「どんなトップスを選ぶか?」も計算され尽くされているのです。

簡単に言うと、

ロングコート+スキニーでYシルエットを作り、タートルネックで首元をカバーしている

ということになりますが、センチ単位でサイジングにこだわっていることに注目してください。

と、ここまでが「サイジング」に関する話です。このコーデは、サイジングだけでこのレベルの計算がされています。

次は「カラーについて」です。

MB氏はMB(2015)『最速でおしゃれに見せる方法』扶桑社のP.52で、

色はモノトーン+一色に抑える

コーディネートで使用する色みは、「モノトーン+一色」までに抑えるべきです。初心者は白、黒、グレーにとどめる方が簡単です。

と言っていましたね。

このコーデはまさに「モノトーンのみ」で構成しており、原則を忠実に守っています。このコーデはカラーの面においても完璧なのです。

そして「バッグ選び」も素晴らしいです。

黒のシンプルなリュックをワンショルダーでさげていますが、チェスターコートのキメすぎ感を中和させるために、リュックを選んています。

しかも、ここで両肩で背負わずにワンショルダーで背負っているところがポイントです。

プラダなどのデザイン性の高いリュックサックならまだしも、普通のリュックサックは両肩で背負った瞬間、一瞬でコーデをダサくするからです。このコーデは本当に非の打ち所がありません。

以上が「このコーデがすばらしい理由」です。

これが「美女の見た目に対する基準」です。ファッションだけで、このレベルで気を遣っているのです。これを分かっていれば、

「男の服はシンプルな服で十分」

なんて、口が裂けても言えなくなるでしょう。

2.今回のコーディネートの具体的な作り方

あなたがこのすばらしいコーデを作る方法

を伝えます。

必要なのは、

  • チェスターコート(グレー)
  • オフタートルネック(白)
  • スキニージーンズ(黒)
  • スタンスミス(白)

ですね。

スタンスミス(白)とスキニージーンズ(黒)はヘビロテ品なので早めに準備しておいたほうが良いです。

スタンスミス(白)とスキニージーンズ(黒)をすでに持っていれば、このコーデを作るのには2万円かからないです。

服は「値段」じゃないです。「サイジング」です。

まず、チェスターコート(グレー)ですが、今回はグレーのチェスターコートなのであまり高いのは買わないほうが良いですね。

チェスターコート(黒)であれば、使い回しがきくので、3万円ぐらい出しても良いですが、グレーはコーデが限られるので、あまり高いのは買わない方が良いです。

私が探した中では、コスパ的にZARAのチェスターコートが一番良かったです。

↑これね。

私が今このコーデを作るとしたら、これを買いますね。

理由は以下の通りです。

  • シングルである
  • ラペル(襟)が細い
  • ラペル(襟)がある程度肉厚である
  • デザインが安っぽくない

という理由です。

このコーデで着ているチェスターコートは少しオーバーサイズ気味で着ていますが、別にオーバーサイズで着なくても、ロングコートを選択した時点で「トップス=ゆるめ」になるので、アウターのサイジングはそこまでシビアにならなくて大丈夫です。

サイジングで一番気をつかうのは「下半身」だけです。

次に、オフタートルネック(白)ですが、オフタートルネックってメンズ物は全然ないんですよね。結構探したけど、マジでない。ZARA・ユニクロさんはよ。

(ちなみに、オフタートルネックって、首元がゆるっとなっているタートルネックのことね。)

必死に私が探した限り、一番コスパが良いのはコレですね。サイズが腕周りも細くてカッコいいですし、身幅もタイトでかなり良いシルエットです。

もし買うなら、色は、オフホワイト、グレーミックス、ベージュミックスのどれかにしましょう。あとの色や柄物は全てダサいのでやめた方が良いです。

首元のボリュームが少し足りないですけど、許容範囲でしょう。トップスはサイズがタイトシルエットなら、安物でも全然OKですよ。

あまりにもペラペラ感が強いのはNGですが、トップスに金をかけたからって、おしゃれになるわけではありません。大事なのは下半身です。

次に、スキニージーンズ(黒)ですね。

これはもう何度もお伝えしている内容ですが、改めて言っておきましょうか。

まず、ユニクロでスキニージーンズ(黒)を買います。

↑コレですね。

その際に、今回のコーデの写真の女性のように、必ずふくらはぎのシルエットが出るようなサイズ選びをしてください。

スキニージーンズをゆるめに履いても何の意味もありません。しっかりサイズ選びはこだわってください。

そして、必ずくるぶし丈でお直しをして、「ノークッション」(裾にシワができないようにすること)になるようにしてください。

また、ふくらはぎのシルエットが出るようにするには、スキニージーンズの裾幅をお直し屋さんで2cm詰めてください。

これだけで、ふくらはぎのシルエットが出るようになります。

最後は、スタンスミス(白)ですね。これはもう買うだけです。

余談ですが、紹介したオフタートルネックは、首元に高さが足りないので、ZARAのチェスターコートのモデルの写真みたいに、大判マフラーで首元を補強するとさらにカッコいい。

その場合の、大判マフラーは色物を使うのではなく、グレーか黒にするのが良い。あと、大判でないと意味がない。普通のマフラーでは首元に高さが出ないので、巻いても意味がない。

ジョンストンズとかの高いマフラー買っても、ボリュームがないので巻く意味がない。ZARAの女性用で十分。てか、これはマジでカッコ良すぎる商品。

以上です。

 

何個かコーデ紹介しようと思いましたが、長くなりすぎたので、また今度紹介します。