「デートにおける盛り上がる話題の見つけ方」
について話しておきます。
まず、デートの目的は何ですか?
そう、「イジり合える関係を作ること」です。
デートにおける盛り上がる話題とは、
「あはははw」
「ウケるw」
という話題もありますが、今回は、
「イジり合える関係を作りやすい話題」
「女の子から感情的な反応を引き出せる話題」
についてお話しします。
目次
1.感情的な反応を引き出せる話題とは?
感情的な反応を引き出せる話題というのは、当たり前ですが、女の子によって全然違います。
- いかに自分が職場の男より仕事ができる女であるか
- 小さい頃に親から虐待を受ける中、いかに自分がたくましく生きてきたか
- いかに自分が後輩の女の子に仕事を優しく教えているか
- いかに自分が恋愛においてモテる女であるか
- 自分を口説いてくる男がいかに気持ち悪いか
など、人によってバラバラです。本当にバラバラです。
ですが、共通点はすべて、
「自分自身に関する話題」
という点です。
こういうことを言うと、
「そんなの俺だって知ってるよ!相手に関する話題を振れば良いんだろ!」
とたいていの人は思います。
そして、
「最近は、彼氏とかいるの?」
「仕事はどう?」
「職場でムカつく男とかいる?」
と、どストレートに質問してしまいます。
ですが、これはダメです。
なぜダメかというと、
「単刀直入に聞きすぎだから」
です。
2.購買担当者にいきなり値段の話をするな
営業におきかえるなら、「女の子から感情的な反応を引き出せる話題」というのは、
「営業活動に直結する話」
です。
「現在購入している他社製品は何か?」
「他社製品はいくらで購入しているか?」
「その製品はどのぐらいの数量を使っているのか?」
「現在採用しようとしている製品は何か?」
といった話です。
デートの序盤でいきなり、
「最近は、彼氏とかいるの?」
「仕事はどう?」
「職場でムカつく男とかいる?」
と女の子に質問している男は、営業で言えば商談の序盤で、
「現在、御社はどの製品を使われていますか?」
「御社はそれをいくらで購入されていますか?」
「御社はそれをどれぐらいの数量使われていますか?」
「これから採用可能性のある製品はございますか?」
と聞いているようなものです。
こうやって書くと、
「デートの序盤で、いきなり核となる話題に迫ることがいかにヤバいか」
が分かりますよね?
商談では必ず、
- 季節の話
- 天気の話
- 食べ物の話
- 健康の話
など、あたりさわりのない話題からスタートします。
そして、その購買担当者と仲良くなったタイミングで、
「そういえば、最近は新規のテーマなどはございますか?」
「ちなみに、どれぐらいの数量を使用されているんですか?」
と、遠回しに聞いていきます。
Pairsのデートでも全く同じで、デートの序盤は、
- 季節の話
- 天気の話
- 食べ物の話
- 健康の話
に加えて、
「その女の子の好きなアーティストの話(ジャニーズ、V系、K-popなど)」
「その女の子の好きな俳優の話(山崎賢人、中川大志、綾野剛など)」
などの「あたりさわりのない話題」からスタートして心を開かなければ、相手の核心に迫る話題は引き出せません。
3.女の子に「こっち側」と思われる重要性
そして、重要なのが、
「感情的な反応を引き出せる話題」=「女の子自身の話」
だからと言っても、女の子は誰かれ構わず、自分の話をベラベラしゃべるわけではありません。
それは、あなたも分かりますよね?
まず、女の子に、
「この人は分かってる」
「この人は自分と同じ感性を持った男」
と思われなければなりません。
そのためには何が必要か?
そう、「見た目」です。
ほとんどの男がそうですが、
「見た目と会話は別物」
と考えています。
ですが、本当は「表裏一体のもの」なのです。
背中合わせのものなのです。
いくらあなたが、デート中に、
「最近は、彼氏とかいるの?」
「仕事はどう?」
「職場でムカつく男とかいる?」
と聞いたところで、女の子は、
「そんなダサい見た目のあなたに、私のことが分かるわけないでしょ?」
「そんなダサい髪型を選んでしまうセンスのあなたに、私の何が分かるの?」
「私とは違う世界のあなたには分からないでしょ?」
と、思っています。
もちろん、口には出さないですよ。
表面上は、
「最近はいないですね〜笑」
「 仕事はまあまあですね〜笑」
「職場はいい人多いですね〜笑」
と、笑顔で返してくれます。
ですが、内心では
「あなたに分からないでしょ?」
思っています。
いわば、
「会話になっているようで、なっていない状態」
ですよね。
「なぜその髪型を選んだのか?」
「なぜその靴を選んだのか?」
「なぜそのシルエットを選んだのか?」
「なぜそのトップスを選んだのか?」
「なぜそのアクセサリーを選んだのか?」
こういう質問にきちんと答えられるぐらいに、見た目に気を遣っていなければ、
「そもそも美女を口説く資格がない」
です。スタートラインにすら立てていないのです。
4.感情的な反応を引き出せる話題の見つけ方
「感情的な反応を引き出せる話題は女の子によってバラバラ」
という話をしましたが、ある程度パターンはあります。
大きく分けると、
- 恋愛
- 仕事
- 家庭環境
の3種類です。
感情的な反応を引き出せる話題というのは、ナンパ用語で「フック話」と呼ばれますが、フック話にはだいたいのパターンがあって、
<恋愛の場合>
「口説いてくる男がキモい」
「彼氏が全然大切にしてくれない」
「職場のセクハラ男がウザい」
「酔わせてヤろうとしてくる男がウザい」
<仕事の場合>
「同年代の見た目がイケてる友達は適当にキャバとかやってるけど、私はちゃんと朝から晩まで働いている」
「職場の同僚のミスを私がいつも尻拭いしている」
「後輩の子に自分の時間を使って、丁寧に教えてあげている」
「女だからってバカにしてくる男がムカつく」
<家庭環境の場合>
「育った家庭が荒れていたけど、私はきちんと仕事をしている一人前の大人になった」
「自分のことを大事にしてくれなかった親のことを絶対に許さない」
などです。
だいたいこのうちのどれかに当てはまることが多いですね。
特に、
「口説いてくる男がキモい」
「同年代の見た目がイケてる友達は適当にキャバとかやってるけど、私はちゃんと朝から晩まで働いている」
の2つは鉄板です。
「デート中にどのように使うのか?」
ということで、ちょっと具体例を出してみましょうか。
例えば、女の子から、
という一言があったとしますよね。
そんなとき、恋愛◯学に毒された頭の悪いメンズたちは、
「ディスらなきゃ…ディスらなきゃ…」
「相手を落として、自分の立場を上に見せなきゃ」
と思いすぎて、
と、意味のわからないディスりをするのです。
女の子は、特に美女はコミュ力が高いので、
と、一応は話を合わせてくれます。
「一応は」ですよ。
ですが、本当は内心ムカついているのです。
ブチギレているのです。
と思っているのです。
と、女の子の生き方を否定した時点で試合終了の笛は鳴っているのです。
完全なる下手打ちで、もう自爆してしまっているのです。
その女の子が本当に認めてもらいたかった部分は、
「周りの女友達がキャバやったり、パパからお小遣いもらったりしている中、自分は一切そういうことをせず、朝から晩まで働いていることを誇りに思っている」
だったかもしれないのです。
もちろん、本人も自覚すらしていないかもしれません。
ですが、それが「フック」だったのかもしれないのです。
だから、女の子が、
と言ったときに、
みたいな会話を作っていれば、状況は全然変わっていたかもしれません。
というか、絶対変わっていたはずです。
上のような会話を作って、
「キャバやったり、パパからお小遣いもらったりして、チャラチャラ生きている同年代の女の子」
を悪共有して、
「女を売り物にせず、男社会でたくましく生きている、芯の強さ」
を遠回しに認める会話をしていれば、確実にクロージングに近づいていたはずです。
私は美女の外見やルックスは一切褒めませんが、その女の子の
- 生き方
- 芯のある部分
は褒めます。
褒めるというより、認めていることを暗に示す会話を作ります。
気持ち悪くならないように、
というように、軽く、遠回しに認めることを言っていきます。それぐらい、女の子の内面に光を照らしている男はいないのです。
多くの男の頭の中にあるのは、
「ヤりたい」
「早く付きたいたい」
「何としても落としたい」
ばかりなので、口を突いて出るのは、
「北川景子に似てるって言われません?」
「あれ?髪切りました?」
「ネイル可愛いですね笑」
「〇〇さんって、本当綺麗ですよね」
「彼氏さんとかっているんですか?」
「絶対、モテますよね?」
「その男、ひどいですね…僕ならそんな辛い思いはさせないですけどね〜笑」
というような、下心ムキ出しの気持ち悪い会話になるのです。
- その女の子が、仕事でどれほど後輩の女の子に対して、自分の貴重な時間を使って丁寧に指導してあげているのか?
- その女の子が、生まれ育った家庭環境で、今までにどんな苦労をしてきたのか?
- その女の子が、他のチャラい女の子とは違う、筋のある信念を持って生きているのか?
そういう普段の生活では誰も注目しない部分に光を照らすだけで、イジり合える関係は作れるのです。重くならないように、その部分を認める会話を作っていけば、クロージングできるのです。
ほとんどの男が見ているのは「女の子の外見ばかり」で、その女の子の内面なんて見ようともしません。心の機微を感じようともしません。
「相手の立場にたって、ものごとを考える」
という、小学生でも分かるような単純な理屈がなぜ分からないのか、世の男たちよ、と私は言いたいですね。