いつもブログ更新とメール講座を楽しみにしております、◯◯と申します。
メール講座を初めて受講してから数ヶ月が過ぎ、だんだんと戦えるような気がしてきた今日この頃です。
さて、先日仕事終わりに、ペアーズでマッチした23歳女子と表参道のカフェデートに行ってきました。
(本当はランチ狙いでしたが、相手が土日休みづらい子だったので)
そこではイメージしていた通り、共有スペースや自虐ネタなどをふんだんに盛りこみ会話をしました。
すると何度も笑ってくれた上に、こちらの見た目を褒めてくれたり、僕が
「ペアーズの写真が、以前していた短髪で微妙だから最新のものに変えたい」
ということを伝えると、
「マッチが増えるから変えないで」
というようなことを言われたりと、かなり食いつきの良さ(というより好意をアピールしてる感じ)を感じました。
22時くらいになったので、カフェを出て解散しようと駅に向かったところ、女の子が
「もうちょっと散歩して話したい」
ということを言ってくれたので、じゃあ、と駅の周りを雑談しながらふらふら歩きました。
そこで、ふと行けるんじゃないかと思いハンドテストしたところ拒否がありませんでした。
そのため、元々そんな予定ではなかったですが、もう行ったれと思い、路地裏の人気のない場所で、抱きしめてキスをしました。
できればセックスもしたかったのですが、近くのラブホも知らず、またお互い明日も仕事ということで、無理にクロージングはしませんでした。
そこから人気のない屋外のベンチで雑談をしたり、時おりキスをしたりとダラダラと過ごし、その日は解散しました。
翌日、女の子から朝「仕事頑張ってね」というラインが来たのですが、まだセックスしてないので、ガッついては行けないと思い
夜になってようやく返信をしました。
するとそこから彼女のラインが塩対応な感じになり、3日〜1週間くらいラインを放置されたり、デートの誘いも空いてないと言われたり、という状況になっています。
ただ、一応返信は来る(一行とかですが)のが不思議なところです。
僕のミスとしては、キスまでで終わらせてクロージングまでしなかったので
相手を惚れさせられなかったのかなと思いました。
神崎様にお聞きしたいのは、
キスまでするなら、中途半端に終わらせず必ずクロージングまでやりきるべきか、という点と、
今の状況でまた相手の食いつきを上げる方法はないかという点です。
あと、他にも何かお気付きの点があればご指導いただけませんでしょうか。
長文で申し訳ありません。
お忙しい中お手数ですが、何卒宜しくお願いします。
◯◯様
お世話になります。神崎です。
ご連絡頂きまして、ありがとうございます。
ご返信遅くなりまして、申し訳ありません。汗
また、ブログとメール講座をお読み頂き、ありがとうございます。
「だんだんと戦えるような気がしてきた」とのこと、良かったです。笑
ブログやメール講座が何らかの形で役立っていれば、幸いです。
さて、頂いたご質問の件に回答させて頂きますね。
(少し長くなってしまいますが、ご了承くださいませ。笑)
ご質問の1点目の、
キスまでするなら、中途半端に終わらせず必ずクロージングまでやりきるべきか
の件についてですが、おっしゃる通り、
「キスまで行ったら、中途半端に終わらせず、クロージングまでやりきるべき」
です。
『LOVE理論』著者の水野敬也氏は、
DK心変わりの理論
=「ディープキスをした後、女を家に帰してしまうと女の気持ちは冷める。ディープキスまで進んだ場合は必ずセックスすること」
というお話をされているのですが、
「今回の◯◯様のケース」
に当てはまるかと思いますので、少しご紹介させて頂きます。
俺は、篠崎早紀とキスをした。
(中略)
そして俺の右手がゆっくりと篠崎の下半身に降りていった。
しかし、俺の右手は目的地にたどり着く前に、篠崎のあるセリフで止まった。
このセリフを俺は一生忘れないだろう。
篠崎はこう言ったのだ。
「今日はここまでね」
この言葉を聞いた俺は篠崎との交際を確信し、満面の笑みで
「うん!」
と答えた。
そして、あっさりと手を引いたのである。
二日後。学校で篠崎を見かけた俺はこう声をかけた。
「週末、遊びに行こうよ!」
しかし、返ってきた言葉は俺がまったく予想していなかったものだった。
「なんで?」
(中略)
完全にシャッターが下ろされたような、
「あの日のこと、忘れてもらえる?」
とでも言わんばかりの圧倒的な嫌悪感でもって、彼女は俺の前に現れたのである。
誤解のないように言っておくが、
「今日はここまでね」
とおあずけされた後、俺は普通に篠崎を駅まで送ってゆき、そのとき何か大きなNGを出したかというとそうではなく、むしろ俺はこのときほとんど口をきいておらず、ただ手をつないで歩いていただけだった。
しかし、その後、篠崎は俺を避けるようになっていき、次第に電話はつながらなくなり、篠崎が住んでいた巣鴨駅まで追いかけたりはしたのだが、最終的に
「うっとうしい」
的なことを言われて、俺の七ヶ月半にわたる恋に終止符が打たれた。
一体俺の何が悪かったのか。
(中略)
なぜこのとき篠崎が心変わりをしたのか?
(中略)
篠崎は「その場の勢い」で俺とキスをした。
しかし、自宅に戻り、冷静になった篠崎はこう思ったに違いない。
「あ〜あ、キスしちゃったよ」
もしくはこう考えたかもしれない。
「あいつ、カン違いするだろうな」
自分にその気がないのに相手が盛り上がったりすると、気持ち悪いと感じるのが人間である。
こうして篠崎は俺に対し、妙によそよそしい態度を取るようになっていったのである。
たとえば就職活動中にビジネス関連の講演を聞いたりすると
「俺もビッグになれるような気がしてきた!」
と熱くなり、勢いで友人に夢を語ったりしてしまうものだが、自宅に帰って一人でプリンを食べたりしていると
「俺、なんであんなに熱くなってたんだろ……恥ずかし」
と冷静になり、なんなら自分を熱くさせて辱しめたあの講師に対し嫌悪感を抱き始める、そんな感覚である。
(中略)
もし順調に手をつないだりキスをしても、ディープキスをした日に女を家に帰してしまった場合、女の気持ちは急降下し、それ以上の発展はないということを表している。
では、この事態を防ぐにはどうしたらいいか?
篠崎の一件以降俺は、女とディープキスした場合、何がなんでもその日のうちにセックスするように心がけた。
水野敬也(2010)『「美女と野獣」の野獣になる方法』文藝春秋 pp.133〜141
お分かり頂けたでしょうか?
ご自身でも、すでに、
僕のミスとしては、キスまでで終わらせてクロージングまでしなかったので
相手を惚れさせられなかったのかなと思いました。
とお気づきの通り、今回の最大の下手打ちは、
「キスで終わらせてしまい、セッ◯スまでいかなかったこと」
にありました。。
ちなみにですが、私も◯◯様と同じように、
「無理せずに、次回に持ち越そう」
と思いつき、
「キスで終わらせてしまったことにより、食いつきを失ってクロージングできなかった経験」
が過去に何度もあります。。苦笑
◯◯様の今後の活動のために、お話させて頂くと、今後同じような場面に遭遇した場合は、
「『ラブホの場所が遠い』など、クロージングができない場合はハンドテストもキスも一切しない」
ということを徹底した方が良いと思います。
なぜかというと、そもそも、
「ハンドテスト」
「キス」
というのは、
「クロージングをかけても問題ないか?」
という最終確認を行うためにやるものです。
なので、
「クロージングの場所がない」
「その日はクロージングができない」
という場合は、サインが全て出揃っていても、
「ハンドテスト」
「キス」
に移行するのは控えるのがベターです。
「ハンドテスト」
「キス」
だけを行って「クロージングをしない」「最後まで行かない」というのは、
「好意だけを伝えて、セッ◯スしなかった」
というのことと、ほぼ同じ意味になってしまうので、男側のステータスがものすごく下がってしまいます。
いわば、
「相手に告白をした状態」
とほぼ同じ意味合いになってしまいます。泣
クロージングの原理は、
「この人に私の価値を認めさせたい」
「私ってモテる女なのよ」
という感情なので、
「ハンドテスト」
「キス」
によって相手に好意を伝えたことにより、
「あ、この人は私に惚れてるんだ」
と満足感を与えてしまうのです。。
お話を戻しますと、
するとそこから彼女のラインが塩対応な感じになり、3日〜1週間くらいラインを放置されたり、デートの誘いも空いてないと言われたり、という状況になっています。
という「塩対応」の理由は、
- 手つなぎ、キスで止めたことにより「好意だけを伝えた形」となってしまった。
- その結果、「あ、この人は私に惚れてるんだ」という満足感を女の子に与えてしまった。
- 満足感を得た結果、相手の中にあった「この人に私の価値を認めさせたい」「私ってモテる女なのよ」という感情がなくなり、塩対応になっている。
といった具合です。
過去のミスを振り返るのは辛いと思いますが、次回同じようなことが起こった際に気をつければ良いことなので、あまり落ち込まないでくださいね。
必ずまたチャンスは巡ってきますので、今回の反省を次回に活かしましょう。
次に、ご質問の2点目の、
今の状況でまた相手の食いつきを上げる方法はないか
の件ですが、ここから食いつきを上げていく方法としては、私が◯◯様の立場なら、
「次のデート2〜3回は『一切手を出さない』かつ『短時間で終わらせる』かつ『最大限会話を盛り上げる』を徹底する」
という方法を取ります。
デートの誘いも空いてないと言われたり、という状況になっています。
とのことなので、アポが実現できない場合は諦めるしかないですが、次回のデートが実現すれば、まだ可能性はあります。
相手女性は今、何を考えているかというと、
「私が惚れているとか、勘違いされたら嫌だな。」
「どうせ『次はヤレる』とか、思ってるんだろうな。」
「次もデートにホイホイ行ったら、私、軽い女みたいじゃん。軽い女だと思われたくないし。」
と考えています。
なので、まず、
「アポを取る段階」
から、これらの相手の感情に対応する必要があります。
相手は、
「次のデートに行ったら、確実にホテルに連れていかれる」
と考えているわけなので、この「逆」を突くべきです。
本当はランチ狙いでしたが、相手が土日休みづらい子だったので
とのことなので、例えば、
「◯日(平日)の夜に、1時間だけ会わない?行ってみたい店あるんだよね」
みたいな感じで「時間指定」で誘う、などが良いと思います。
アポを誘う段階から、
「会うけど、ホテルには行かないですよ」
というのが分かるように誘わないと、おそらくその女性はデートには来ないかと思います。。
そして、実際のデートが実現した際は、
- 一切手を出さない(手つなぎもキスもしない)
- 短時間で終わらせる(1時間〜1時間半程度)
- 最大限会話を盛り上げる
を徹底します。
すると、相手は断りの文句をバッチリ用意してきているので、拍子抜けします。
「え?手を出してこないの?」
「あれ?私に惚れてたんじゃなかったっけ?」
と、徐々に相手のペースが崩れてきます。
ハイキックを警戒して、ガードを固めているのに、ジャブしか来ないので、
「あれ?ハイキック来ないの?」
と徐々にガードが緩くなってきます。
ハイキックを打つのは、そうやって、
「ガードを緩めた後」
です。
- 一切手を出さない(手つなぎもキスもしない)
- 短時間で終わらせる(1時間〜1時間半程度)
- 最大限会話を盛り上げる
を徹底して、
「え?手を出してこないの?」
「あれ?私に惚れてたんじゃなかったっけ?」
と相手のペースを崩していくことによって、おそらく、
「4〜5回目のデートで、おそらくサインが出始めるはず」
です。
クロージングのタイミングは、「その時」です。
サインが全て出揃ったのを確認し、
「手つなぎ→キス→セッ◯ス」
と今度は一気に、最後まで持っていきます。
なので、再度食いつきを上げる上で重要なのは、
「『現在は、すべて振り出しに戻った状態である』と認識すること」
です。
多くの男性は、
「この前、キスまで行ったんだから、自分に好意があるはずだ」
「この前、キスまで行ったんだから、次はセッ◯スできるだろう」
と考えてしまうのですが、それは全く違います。
「あの時はOKでも、次の瞬間はダメ」
「あの日はOKでも、今はダメ」
というのが、クロージングです。
(というか、恋愛全般です。笑)
例えるなら、
「前の打席で3塁まで進んだから、次にヒットを打てば1点入る」
と野球のように考えるのではなく、
「さっきシュートを外したから、またディフェンスを一から崩さなきゃ」
とサッカーのように考えるべき、ということです。
(すみません、余計、分かりづらいですね。苦笑)
以上、ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
神崎
P.S.
私の勝手な心配であれば問題ないのですが、今回の一件であまり落ち込まないでくださいね。汗
私も全く同じミスを何度もしているので、「悔しい気持ち」は痛いほど分かります。。苦笑
相手女性からの食いつきもあって、イジり合える関係も構築できていて、
「もうちょっと散歩して話したい」
という素晴らしいサインも取れていたので、最後の押しの部分だけ気をつけて頂ければ完璧です。
神崎様
いつも大変お世話になっております。
この度はお忙しい中、大変丁寧なご返信とお気遣いのコメントをいただき
本当にありがとうございます。
ずっとモヤモヤして確証が持てなかったことが
はっきりわかってスッキリしました。
女性心理って難しいですね。。
ツメが甘かったです・・・苦笑
けどこれからは神崎様のアドバイスの通り、
ハンドテストとキスは最終確認のためとしっかり認識して
「クロージングのできない状況ではハンドテストもキスもしない」
という事を徹底していきたいと思います。
また、少しの可能性にかけて
時間指定でのアポ打診もしてみようと思います。
(勿論並行して他の子へのアプローチも頑張ります)
神崎様にはこれだけサポートしていただいているので
改めてとびきり可愛い彼女を作り報告したいと思います。
本当にありがとうざいました。
◯◯