はじめまして。〇〇と申します。
1年ほどペアーズをやって3人の女性と会いましたが、好みの女性とマッチングすることはなく、あきらめていました。
そんな時に神崎さんのブログを見て自分は圧倒的にダサかったんだと気付きました。
それからは髪型、服装、肌のケアなど少しずつ改善しております。
イジり合える関係を築くうえで、自分の恥部をさらすときの話題について質問があります。
私は29歳、童貞で彼女がいたことがないのですが、それを恥部として話すのは不適切でしょうか?
男友達や会社の先輩と話すときは、むしろ自分から童貞であることを話していじってもらって、仲良くなることがよくあります。
女性に対して同じことをしたら、男としての価値を下げるだけでしょうか?それとも男友達と同じように話していいものでしょうか?
お忙しいとは思いますが、お時間あるときにお返事頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
〇〇様
はじめまして。神崎です。
ご返信遅くなりまして、申し訳ありません。
さっそくですが、ご質問の件、回答させて頂きます。
結論から申し上げますと、
「童貞ネタは使わない方がベター」
です。
理由は
- 相手女性に気を遣わせてしまうため
- 「何か問題があるのか?」と思わせてしまうため
- 童貞ネタを使わなくても、クロージングできるため
の3つです。
目次
1.相手女性に気を遣わせてしまうため
童貞ネタを使わない方が良い理由の1つ目は、
「相手女性に気を遣わせてしまうため」
です。
これが一番大きな理由です。
私が話題を選ぶときは、
「相手になじみのある話題か?」
「相手がリアクションを取りやすいか?」
の2つの基準で、話題を選んでいます。
そして、童貞ネタをこの基準で照らし合わせてみると、
「相手女性がリアクションを取りづらい」
という点でNGとなります。
逆の立場で考えて頂きたいのですが、もし仮に〇〇さんが女性だったとして、
「いや、実は俺、一回も経験ないんだよね」
と相手の男から言われた場合、どういう気持ちになるでしょうか?
「私は何て反応すれば良いの?」
「これって、『モテそうなのに!』『彼女いそうなのに!』とか言わなきゃいけない流れなの?」
という気持ちになると思いませんか?
童貞ネタに限らず、話題を選ぶ上で一番考えなければいけないのは、
「相手がその話題で楽しめるかどうか?」
という視点です。
男友達や会社の先輩と話すときは、むしろ自分から童貞であることを話していじってもらって、仲良くなることがよくあります。
とおっしゃっているように、男同士のときには、童貞ネタは話題選択として非常に良いと思います。
なぜなら、
「相手(男)が楽しめるから」
「相手(男)がリアクションを取りやすいから」
です。
ここで重要なのが、
「童貞ネタ自体が優れているのではなく、男同士の会話において童貞ネタが優れている」
という点です。
言い方を変えるなら、
「童貞ネタが会話の相手(男)にマッチしている」
「童貞ネタがTPOに合っている」
ということになります。
当然ですが、盛り上がる会話ネタというのは、相手によって異なります。
恋愛における見た目の正解は「誰」を相手にするかで全く違ってくる。
の記事でもお伝えしましたが、刺さる見た目というのは、女性の属性によって異なります。
それと同じように、刺さる会話ネタというのは、相手によって異なります。
男相手であれば、童貞ネタは盛り上がります。
でも、女性相手では気を遣わせてしまうだけです。
女性相手であれば、ジャニーズやV系の話は盛り上がります。
でも、職場の同僚相手にジャニーズやV系の話をしても、盛り上がりません。
ご説明が下手で申し訳ありませんが、私がお伝えしたいことは何となく伝わるでしょうか?
2.「何か問題があるのかな?」と思わせてしまうため
童貞ネタを使わない方が良い理由の2つ目は、
「『何か問題があるのかな?』と思わせてしまうため」
です。
童貞であることを伝えた場合、おそらく相手女性は心の中で、
「この人、何か問題があるのかな?」
という気持ちになります。
誤解して頂きたくないので、あらかじめ申し上げますが、私は、
「童貞」=「問題がある」
ということを言いたいのではなく、
「相手女性の心の中で、そういう感情が生まれる可能性がある」
ということです。
〇〇さんも、入ろうと思ったレストランに一人もお客さんがいなかったら、
「このレストラン、大丈夫かな?」
と少し心配になりますよね?
それと同じ感情を、相手女性に与えてしまうリスクがあるということです。
だから、
- 童貞であること
- 彼女が今まで一度もいないこと
などは、基本的にこちらからは言わない方が良いです。
クロージングをして、セッ◯スする直前になったときに、
「実は初めてなんだよね」
「もし痛かったら教えて」
「痛くない?」
と、伝えれば大丈夫です。
もし、〇〇さんが今経験が少ないことを気にされているなら、その点に関しては全く気にする必要はありません。
女性は、童貞であること自体が嫌なのではありません。
根底にあるのは、
「女性を神格化しすぎて、求めるものが多いから嫌」
という感情です。
「女の子には絶対にスカートを履いてほしい」
「処女じゃないと付き合いたくない」
などという要求が多いから嫌、という感情です。
(こういう話を今までに女性に何度も聞かされました。苦笑)
例え、童貞であることを隠したまま、セッ◯スすることになっても、
「実は初めてなんだよね」
「もし痛かったら教えて」
「痛くない?」
と相手に気遣いながらリードしていけば、嫌われるわけがありません。
むしろ、経験がないことをうまく活かした素晴らしいアプローチになりえます。
私を含め、巷の調子に乗っている男たちよりも、はるかに相手女性に惚れられるアプローチになりえます。
「相手女性にとって、唯一無二の、ものすごく価値の高い男」
になりえます。
女性に対して同じことをしたら、男としての価値を下げるだけでしょうか?それとも男友達と同じように話していいものでしょうか?
というご質問にお答えするなら、
「『童貞をネタにする=男としての価値を下げる』とはならないが、女性に『何か問題があるのかな?』という感情を与えてしまうため、わざわざ自分から言う必要はない」
という回答になります。
基本的にブログでお伝えしているような基準で見た目を作っていけば、今までに彼女がいなかったとは到底思われないので、
「前に彼女いたことある?」
などの質問が来ることはないと思いますが、もし以前の恋愛の話を振られた場合は、
「ちょっと付き合ったけど、すぐ別れちゃった」
というような感じで、軽く流して相手の話題にフォーカスしていけば大丈夫です。
基本的に女性から来る質問というのは、質問のお返しとして、質問し返している場合が多いので、
「前に彼女いたことある?」
というような質問に、一つ一つ真剣に答える必要はありません。
相手はそれほど真剣に聞いてない場合がほとんどです。
3.童貞ネタを使わなくても、クロージングできるため
童貞ネタを使わない方が良い理由の3つ目は、
「童貞ネタを使わなくても、クロージングできるため」
です。
童貞で彼女がいたことがないのですが、それを恥部として話すのは不適切でしょうか?
とのことですが、イジり合える関係を作る上で、
「自分の恥部をさらして、アイスブレイクする」
という作戦はすごく良いと思うのですが、童貞ネタを使わなくてもアイスブレイクは可能です。
もっと直接的に言うなら、
「童貞ネタを使わなくてもイジり合える関係は作れるため、クロージングはできる」
ということです。
私が過去の恋愛話などを使う場合、頭にあるのは、
「相手女性が過去の恋愛話を話しやすい空気を作り、イジり合える関係を作りやすくするため」
という理由です。
イジり合える関係を作れるのであれば、
- 童貞ネタ
- 元カノネタ
- 恋愛ネタ
に固執する必要は全くありません。
- 職場でセクハラしてくる上司の話
- 職場のムカつく女の後輩
- 職場で口説いてくる男の話
- Pairsで以前会ったヤバい男の話
などの話題でも、十分にイジり合える関係は作れます。
十分にクロージングはできます。
私自身、恋愛ネタをほとんど話さずにクロージングに至ったケースは多々あります。
なので、もし今、
「自分の過去の恋愛話をしないと、クロージングできないのか?」
といったご心配をされているのであれば、その心配は全く必要ありません。
他の話題でイジり合える関係を作って、クロージングしていきましょう。
分かりづらい文章になってしまい申し訳ありませんが、以上がご質問の回答になります。
ご不明な点があれば、またご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
神崎
神崎様
ご返信ありがとうございます。
ひとつひとつ丁寧にご回答頂いたので非常に分かりやすかったです。
「相手がリアクションを取りやすいか」
という視点はなかったです。
確かに女性からすればそんな話をされても困るだけですよね。
童貞であることがコンプレックスなので過去の恋愛話を聞かれたらどうしようと思っていました。
しかし軽く流して相手のことにフォーカスすればよいとわかって、気持ちが楽になりました。
アイスブレイクの話題は職場の同僚や後輩の話などを共有していきたいと思います。
童貞であることを必要以上に気にせず、女性側の気持ちを常に考えて行動していこうと思います。
ありがとうございました。
良いご報告ができるよう頑張ります。
〇〇様
ご返信ありがとうございます。
私自身もそうであったように、
「過去の恋愛話を聞かれたら、どうしよう…」
という不安に駆られる気持ちは、とてもよく分かります。
ただ、
- クロージングに恋愛話は必要不可欠ではない
- 女性が過去の恋愛話を聞いてくる際、相手はそれほど真剣に聞いていない
という2点を抑えていただければ、不安に思う必要は全くありません。
軽く流して相手のことにフォーカスすればよいとわかって、気持ちが楽になりました。
とおっしゃって頂いたように、楽な気持ちで接すれば問題ありません。
良いご報告を頂けること、楽しみにしております。
以上、よろしくお願いいたします。
神崎